今日からは順次聖書のイザヤ49章を紹介致します。
神エホバが地上に遣わされるメシア;イエスは神エホバの善意つまり是認を受けます。神エホバは、メシアに任務を果たすのに必要な権威と信用証明を与えます。そのため、地上に遣わされるメシア;イエスは適切にも次のようにイザヤを通して述べられています。
「島々よ、私(イエス)の言うことを聞け。遠くの国々よ、注意を払え。エホバは、私(イエス)が生まれる前に私を呼んだ。私(イエス)が母の胎内にいた時から私の名を口にした」」(イザヤ49:1)。
ここで遣わされるメシア;イエスは、「遠くの国々に」語り掛けています。メシアの到来はイスラエルの民に約束されましたが、遣わされるメシアの奉仕は諸国民全てを祝福するものとなります(マタイ25:31~33)。「島々」や「遠くの国々の」民が神エホバの契約下に入っていなくても、遣わされるメシアの述べることを心して聞くべきです。なぜなら、メシアは神エホバの人類に救いをもたらす任務をもって遣わされるからです。ですからイザヤの預言は私たちの救いにも関係しているのです。
このイザヤの預言によると、メシアが人間として生まれる前から、神エホバはその者の名を呼ばれます(マタイ1:21.ルカ1:31)。地上に遣わされるイエスは、誕生よりはるか前から、「すばらしい助言者」、「力強い神」、「永遠の父」、「平和の統治者」という名で呼ばれています(イザヤ9:6)。メシアの良く知られた名となる「イエス」も、メシアの誕生前に予告されています(ルカ1:30,31)。その「イエス」という名は、「エホバは救い」というヘブライ語に由来しています。イエスが勝手に自分で「イエス・キリスト」と称しているのっではないことは明らかです。
さらにイザヤを通した神エホバの言葉はどのように続くでしょうか。そのことは、次回にお伝え致します。
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