聖書には系譜が細かく記され、読むのに辛抱が求められます。セイル地方のホリ人の首長が記され、当時は族長時代であったことが分ります。聖書には、イスラエル人を治める王がまだいない時に、エドム地方で治めた王たちのことが、次のように記されています。「王」という称号が出て来ます。
「以下は、イスラエル人を治める王がまだいない時に、エドム地方で治めた王たちである。べオルの子ベラがエドムで治めた。町の名前はディヌハバといった。ベラが死ぬと、ボツラの人ゼラㇵの子ヨバブが代わって治めた。ヨバブが死ぬと、テマン人の土地から出たフシャムが代わって治めた。フシャムが死ぬと、モアブの領土でミディアン人を打ち破った、ベダドの子ハダドが代わって治めた。町の名前はアビトといった。ハダドが死ぬと、マスレカの人サムラが代わって治めた。サムラが死ぬと、川の傍のレホボトの人シャウルが代わって治めた。シャウルが死ぬと、アクボルの子バアル・ハナンが死ぬと、ハダルが代わって治めた。町の名前はパウといった。妻はメへタブエルといい、マトレドの娘でメザハブの孫娘である。
エサウから出た首長たちの名前は次の通りである。氏族や居住地もその名前で呼ばれる。ティムナ首長、アルワ首長、エテト首長、オリバマ首長、エラ首長、ピノン首長、ケナス首長、テマン首長、ミブツアル首長、マグディエル首長、イラム首長。これが、エドムの首長及び領地内の各居住地である。エドム人の父エサウの子は、以上の通りである」(創世36:31~43)。
以上の聖句に記されている通り、エドム地方で治めた首長、つまり王たちの名前が記されています。土地を治めることはとても重要であるゆえに、神エホバは正確に王たちの名前を記しています。エサウから出た首長・王たちについても同様に記され、代々、居住地が管理されていたことが分ります。現在も土地は法務局で土地の登記簿で管理されています。
次に聖書にはヤコブの家族について記していますので、次回にお伝え致します。
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スカシバの 花に訪れ 秋告げる 今日の一句
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宇和島市和霊公園の「噴水」