聖書にはエジプトのポテパルの妻が、ヨセフに毎日言い寄って、性的不道徳の誘惑をしたが、ヨセフは賢く退けたことが記されていました。するとポテパルの妻は主人に偽証し、ヨセフを投獄しました。エホバはどのようにヨセフを助けるのでしょうか。聖書には次のように記されています。
「こうしたことの後(ヨセフが投獄された後)、エジプトの王の献酌人の長と料理人の長が、主人である王に対して罪を犯した。ファラオ(王)はその2人の家来に対して憤り、2人を護衛官の長の家にある牢獄に入れた。ヨセフが入れられている所である。護衛官の長はヨセフに、2人の世話をするように命じた。こうして2人は牢獄にしばらくいた。
エジプトの王の献酌人と料理人は牢獄の中で、同じ夜に別の夢を見た。それぞれの夢には意味が込められていた。翌朝、ヨセフが来てみると、2人は元気がない様子だった。それでヨセフは尋ねた。「今日はどうして沈んだ顔をしているのですか」。彼らは言った。「夢を見たのですが、意味を解き明かしてくれる人がいないのです」。ヨセフは言った。「神(エホバ)が解き明かしてくださるのではないでしょうか。どんな夢か、私に話してください」。
献酌人の長が、見た夢についてヨセフに話した。「夢の中で、私の前にブドウの木がありました。そのブドウの木には3本のつるがあり、新芽も出ていました。花が咲き、ブドウの房が熟しました。私はそのブドウを取り、持っていたファラオ(王)の杯に搾って入れました。そして杯をファラオ(王)に手渡しました。ヨセフは言った。「その夢の意味はこうです。3本のつるは3日のことです。3日後、ファラオ(王)はあなたをここ(牢獄)から出し、元の立場に戻します。献酌人として、以前と同じようにファラオに杯を渡すことになります。それで、その通りになったら、私(ヨセフ)のことを必ず思い出してください。そして揺るぎない愛を私に示し、私のことをファラオ(王)に話して、ここ(牢獄)から出られるようにしてください。私(ヨセフ)はヘブライ人の土地から無理やり(エジプトに)連れて来られたのです。ここ(エジプト)でも、投獄されるようなことは何もしていません」」(創世40:1~15)。
上の聖句に記されているいる通り、ヨセフが無実の罪で投獄されている所に、エジプトの王の献酌人の長と料理人の長の2人が投獄されて来ました。そして2人が同じ夜に別の夢を見ましたが、誰も夢の意味を解き明かせないことをヨセフに伝えました。ヨセフは夢の解き明かしは神エホバによることを伝えて、2人に夢の内容をヨセフに話すように促しました。夢の内容を聞いたヨセフは夢の意味を説明し、自分が解き明かした通りになったら、揺るぎない愛を示し、ファラオ(王)に話して、獄から出られるようにしてください、と率直に依頼しています。
さて、ヨセフの夢の解き明かしはどのように進展し、神エホバがヨセフをどのように救い出されるのでしょうか。引き続き次回にお伝え致します。
WWW.JW.ORG
夏野菜 品薄高騰 道の駅 今日の一句

宇和島市「和霊公園の噴水」