聖書には、エジプトのファラオが見た夢を、ファラオは詳細にヨセフに話したことが記されていました。ヨセフはファラオの夢の説明を聞いてどのように、神エホバの聖霊の働きによって解き明かしをするでしょうか。次のように記されています。
「するとヨセフはファラオに言った。「ファラオがご覧になった夢は、どちらにも同じ意味があります。真の神(エホバ)が、行おうとしていることをファラオにお告げになったのです。7頭の立派な雌牛は7年のことです。2つの夢には同じ意味があります。後から上がってきた、痩せこけたみすぼらしい7頭の雌牛は7年のことで、東からの熱風で干からびた、空(から)の7っの穂は7年の飢餓のことです。私がファラオに申し上げた通り、真の神(エホバ)が、行おうとしていることをファラオにお示しになったのです。
これから7年の間、エジプト中で大豊作になります。しかし、その後の7年は必ず飢饉になります。大豊作のことは忘れ去られ、飢饉がエジプトを襲います。以前の豊作を思い出せないほどの非常に厳しい飢饉です。ファラオが夢を2度ご覧になったのは、真の神(エホバ)がこのことをしっかりお定めになったからです。真の神(エホバ)は速やかに事を運ばれます。
それで今すぐ、思慮深くて賢い人をお探しになり、その人にエジプト全土を管理させるのが良いと思います。そして、ぜひとも監督たちを任命なさってください。7年の豊作の間、エジプトの収穫量の5分の1を集めるためです。これから来る豊年の間、監督たちに穀物を集めさせ、町々で確実に備蓄させてください。それらの穀物は、ファラオの権限の下に置かれます。その穀物があれば、エジプトで生じる7年の飢饉の間、食料は供給でき、国は滅亡せずに済むでしょう」」(創世41:25~36)。
上の聖句に記されている通り、ヨセフはファラオの見た2っの夢の解き明かしをしています。ファラオの夢は真の神エホバが、行おうとしていることをファラオにお示しになった、ことを明らかにしています。それは、ファラオにとってとても重要な内容でした。7年間の豊作の後に、7年の飢饉があることを明らかにし、具体的に豊作の年に穀物を備蓄し、飢饉に供えるように促しています。神エホバの救いの手は極めて実際的な知恵であることが分ります。
さて、ヨセフのファラの見た夢の解き明かしに、ファラオはどのように対応するでしょうか。引き続き次回にお伝え致します。
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