神エホバはモーセを通し、イスラエル人がカナンに移る時、偶像崇拝に陥っているカナン人を追い払わないなら、イスラエル人は目に入るとげ、脇腹を刺すいばらとなって悩まされる、ことを警告されていました。引き続き神エホバはモーセに。イスラエル人がカナン地方に入る時の境界線を指示されたことが次の通り記されています。
「エホバはモーセにさらにこう話した。「イスラエル人にこう指示しなさい。「あなたたちがカナン地方に入る時、あなたたちが授かる土地、カナン地方の境界線は以下の通りである。
南の境界は、エドㇺの横のチンの荒野から延びる。南の境界線は、東は塩の海の先端から始まる。境界線は向きを変えてアクラビムの上がり坂の南を通り、チンに続き、カデシュ・バルネアの南に達する。それからハツァル・アッダルに延びて、アツモンに続く。そしてアツモンで向きを変えてエジプトの谷に向かい、海に達する。
西の境界線は、大海とその沿岸である。これが西の境界線である。
北の境界線は次の通りである。大会からホル山まで境界線を引く。ホル山からレボ・ハマトまで境界線を引き、境界線はツェダトに達する。そしてジフロンに延びて、ハツァル・エナンに達する。これが北の境界線となる。
東は、ハツァル・エナンからシェファムまで境界線を引く。境界線はシェファムから、アインの東のリブラに延びる。境界は下ってキレネト湖の東斜面を横切る。そしてヨルダン川に延び、塩の海に達する。以上があなたたち(イスラエル人)の土地と周囲の境界線となる」」」(民数紀34:1~12)。
上記の聖句の通り、神エホバはモーセに、イスラエル人が移り住むカナン地方の、南、西、北、東の境界線を前もって明確に指示されています。イスラエル人がエジプトからカナン地方に移り住むに当たって、その地方の境界線を指示されたのは、秩序正しい神エホバにとっては道理に合った当然の指示でした。
引き続気神エホバはモーセを通してイスラエル人に指示した土地に関する内容が記されていますので、次回にお伝え致します。
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