神エホバはモーセを通し、イスラエル人に「あなたたちが住む土地を汚してはならない」、「私エホバはイスラエルの民の中に住んでいる」と、告げられていました。引き続き、聖書の民数記の最終章を次の通り紹介致します。
「ヨセフの子たちの氏族のうち、マナセの子マキルの子ギレアデの子孫の氏族の長たちが近づいてきて、モーセとイスラエル人の長たちの前で話した。こう言った。「エホバはあなたに、土地をくじによってイスラエル人に所有地として分配するようにお命じになりました。また、あなたは、私たちの兄弟ツェロフハドが授かる土地を彼の娘たちに与えるようにとの命令をエホバから御受けになりました。とはいえ、彼女たちがイスラエルの他の部族の男性と結婚したら、彼女たちが相続する土地は、私たちの父たちの相続分から外れ、彼女たちが所属するようになる部族の土地に加えられます。くじで配分された私たちの土地から外れてしまうのです。イスラエルの民にとってヨベルが来ても、彼女たちの相続する土地は彼女たちが所属している部族の土地に加えられたままです。こうして、彼女たちが相続する土地は、私たちの父たちの部族の土地から外れることになります」。
モーセは、エホバの指示でイスラエル人にこう命じた。「ヨセフの子たちの部族が言うことは正しいです。ツェロハドの娘たちののためにエホバはこう命じました。「彼女たちは望む人と結婚してよい。ただし、父親の部族内の氏族の人と結婚すべきである。イスラエル人の相続地を部族から部族へと移してはならない。イスラエル人は父祖の部族の相続地を保持すべきである。イスラエルの部族の中で相続地を所有する娘は皆、父親の部族の人の妻となるべきである。イスラエル人が自分の父祖の相続地を所有し続けるためである。相続地を1っの部族から別の部族へと移してはならない。イスラエルの各部族は自分の相続地を保有すべきである」」。
ツェロハドの娘たちはエホバがモーセに命じた通りにした。マフラ、ティルツア、ホグラ、ミルカ、ノア、すなわちツェロハドの娘たちは、父親の兄弟たちと結婚した。ヨセフの子マナセに属する氏族の男性の妻となった。彼女たちが相続する土地が、父親の部族内にとどまるためだった。
以上が、ヨルダン川のそば、エリコの向かいのモアブの砂漠平原で、エホバがモーセを通してイスラエル人に与えたおきてとお法規である」(民数記36:1~13)。
上記の聖句に記されている通り、土地の相続はとても重要な事柄でした。ツェロハドの娘たちは神エホバがモーセに命じた内容をその通り守りました。そうすることにより、女性たちの相続する土地は父親の部族内にとどまったのです。
以上で聖書の「民数記」の紹介が終わりましたので、引き続き聖書の「申命記」を紹介致しますので、辛抱強く引き続きお読みくだされば嬉しく存じます。
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