聖書には神エホバが命じた通り、イスラエル人はアモリ人の住む地に移動するに当たり、その地に12人の偵察を送りました。その12人の偵察隊は、神エホバに背き、アモリ人は大きく背が高く、高い城壁を巡らした町に住み、イスラエル人を全滅にするように神エホバが連れ出した、と報告し、イスラエル人の心をくじいた、ことが記されていました。さて、モーセはどのように対応するでしょうか。聖書には次のように記されています。
「私(モーセ)は言いました。「彼ら(アモリ人)のためにおじけづいたり恐れたりしてはなりません。エホバ神が皆さん(イスラエル人)の前を行き、戦ってくださいます。エジプトで皆さんの目の前でしたのと同じようにです。皆さんが見た通り、エホバ神は荒野で、人が子供にするように皆さんを抱いて運んでくださいました。ここに来るまでの間ずっとそうでした。それでも、皆さんはエホバ神に信仰を持ちませんでした。皆さんの前に進み、宿営する場所を偵察してくださった神にです。神(エホバ)は、夜は火により、昼は雲によって現れ、皆さんが歩むべき道を示してくださいました。
その間ずっと、エホバは皆さん(イスラエル人)の話すことを聞いていました。そして憤り、こう誓いました。「この悪い世代のうち誰も、私(エホバ)が父祖たちに与えると誓った良い土地を見ない。ただし、エフネの子カレブは別です。カレブはそれを見る。私(エホバ)は彼が歩いた土地を彼とその子たちに与える。エホバに心から従ったからである。(皆さんのことでエホバは私にも怒り、こう言いました。「あなた(モーセ)もそこ(神エホバの約束の地)には入らない。あなたに仕えている人、ヌンの子ヨシュアがそこに入る。ヨシュアを力づけなさい。彼(ヨシュア)がイスラエルにその土地を取得させるからである」。)さらに、連れ去られてしまうとあなたたちが言った子供たち、今は善悪が分からない子たちも入り、私はそこを彼らに所有させる。あなたたちは引き返し、荒野に向かって出発し、紅海の道を行くように」」(申命記1:29~40)。
上の聖句に記されている通り、モーセはイスラエル人に、アモリ人のためにおじけづいたり恐れたりしてはなりません、と注意を与えています。その理由に、モーセは神エホバがイスラエル人の前を行き、戦ってくださっていることを説明し、神エホバへの信仰に固く立つ必要を教えています。さらに神エホバは、モーセも約束の地を見ることはなく、代わってカレブがイスラエルの民を導き、約束の地が与えられることになることを、告げられました。
引き続き、モーセは何をイスラエル人に告げるでしょうか。次回に引き続きお伝え致します。
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午後の陽を 浴びて鮮やか 彼岸花 今日の一句
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