聖書には神エホバがモーセを通しイスラエル人に、「アンモン人の近くを行くとき、彼らを攻めたり、挑発したりしてはならない」と、注意し、それまでの経過を伝えました。引き続き、モーセはイスラエル人に次のように伝えたことが記録されています。
「立って、アルノンの谷を渡りなさい。さあ、私(エホバ)は、ヘシュボンの王、アモリ人シホンをあなた(モーセ)の手に渡した。彼の土地を取得し始め、彼と戦いなさい。今日から、私(エホバ)は、あなたについて聞く天の下の全ての民に、あなたに対する恐怖と恐れをもたらす。彼ら(アモリ人シホン)はあなた(モーセ)のことで動揺し、震える」。
私(モーセ)はケドモトの荒野からヘシュボンのシホン王に使者を送り、友好的な言葉を伝えました。「あなた(シホン王)の土地を通らしてください。道路だけを歩き、右にも左にも曲がりません。売ってくださる食物や水だけを食べたり飲んだりします。通らせていただければよいのです。セイルに住むエサウの子孫や、アルに住むモアブ人がしたのと同じようにしてください。ヨルダン川を渡って、私たち(イスラエル人)の神エホバが与えてくださる土地に入るまでです」。しかし、ヘシュボンのシホン王は通らせてくれませんでした。あなたの神エホバが、彼(シホン王)が強情になり心が固くなるままにしたからです。それは彼(シホン王)をあなたの手に渡すためでした。現にそうなっています」(申命記2:24~30)。
神エホバはモーセに、アモリ人シホンをモーセの手に渡すので、「立って、アルノンの谷を渡るように指示しました。それで、物事が平和のうちに順調に進むように、モーセはシホン王に使者を送り、友好的な言葉を伝えています。しかし、シホン王はモーセの呼びかけに応じず、道の通行を許可しませんでした。
さて、神エホバはモーセに何を指示されるでしょうか。次回に引き続きお伝え致します。
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