昨年12月の総選挙は16日が投開票日でした。 13区の候補者としてたたかった総選挙の結果は厳しい結果となりました。 南関東ブロックでは、志位委員長の議席を確保しましたが、2議席目のはたのさんまではとどきませんでした。 全国的にも、9議席から8議席へ後退しました。 総選挙の結果、民主党の裏切りへの国民の失望と怒りの高まりのなか、自民・公明政権が復活しました。
私は、開票結果が判明した16日の夜、「タウンニュース」紙のインタビューを受けました。 インタビューの最後に、「結果をどう思いますか」との質問に、「たたかいはこれからです」ときっぱりとこたえました。 日本共産党の「綱領路線」と総選挙政策が国民に必ず理解され、共感を広げることに確信があったからです。
今年は、いくつもの重要な選挙がありました。 地方選挙では、2月の寒川町議選が年明けから本格化しました。 新人の山田候補の当選のために全力を尽くしました。 無事、村田さんの議席を引継ぐことができました。厳しいたたかいでしした。
4月には、鎌倉市議選で吉岡議員の議席を守るたたかいに参加しました。 前回より得票を減らすことになりましたが吉岡さんの議席を守ることができました。 しかし、4議席から2議席への後退となりました。
こうした中で、都議選と参院選が近づいていました。 都議選では、中野区の植木さんの議席回復の支援に参加しました。 その結果は予想を大きく超える議席倍増でした。 参院選のたたかいに向けて本当に大きな力になりました。 そして、参議院選挙でした。
猛暑のなか、神奈川でも、全国でも後援会のみなさんと力を合わせ大奮闘し、比例5議席、東京、京都、大阪選挙区で議席獲得、改選3議席を8議席に躍進させ、非改選と合わせて11議席となりました。 得票も515万票を超え、得票率は9.68%に前進しました。
「2013年7月の参議院選挙では、自公政権が参院でも多数を握る一方、野党のなかで日本共産党がただ一つ躍進を果たした。 日本共産党の躍進は、1960年代終わりから70年代にかけての”第1の躍進”、90年代後半の”第2の躍進”に続く、”第3の躍進”の始まりという歴史的意義をもつものとなった」(「第26回党大会議案第1章(1)」)のです。
この躍進の力は、秘密保護法をめぐる国会の論戦で大いに発揮されました。
こうした情勢のもとで、「日本共産党は、(「対決」「対案」「共同」)これらの3つの政治姿勢を、一体的に堅持して奮闘する。 抜本的な『対案』を持つ党でこそ、真正面からの『対決』を貫くことができる。 『対決』にしても、『対案』にしても、国民多数のたたかいとの『共同』という努力によってこそ、現実政治を動かす力を発揮することができる」(「第26回党大会議案第1章(4)」)と述べています。
1年間のこの情勢の変化をつくりだしたのは、国民の体験と意思です。 安倍政権の暴走一つ一つがが、国民との矛盾を深めていることは明らかではないでしょうか。
「たたかいはこれからです」