[名護市長選](1月12日告示、19日投票)
「しんぶん赤旗」29日付は次のように伝えています。
「4年前、『辺野古の海にも陸にも基地は造らせない』と訴えて当選した稲嶺市長は、27日の知事の承認表明(辺野古沿岸部の埋め立て)後、ただちに抗議文を提出。 街頭に立ち、『日米両政府の思い通りにはさせせない』と訴えました」
「一方、新基地推進派は、安倍政権総がかりの工作で候補者を一本化。稲嶺氏との一騎打ちの様相になりました」
「基地と引き換えの振興策に頼らない稲嶺市政への共感が広がっており、告示まで2週間あまり、1日、1日の取り組みが選挙戦の帰すうを決める激戦となっています。」と。
志位委員長は、仲井真知事の辺野古埋め立て承認を「辺野古移設・新基地建設反対という沖縄県民の総意を踏みにじるものである。またそれは『県外移設』という自らの公約に背くものである。 知事の行動は、沖縄県民に対する歴史的裏切りといわなければならない」
「安倍政権と自民党本部は、強圧をもって、沖縄県選出の国会議員と自民党県連に『県外移設』の公約を撤回させ、新基地建設容認に転じさせた。
そして、沖縄振興費など、『札束』の力で仲井真知事に圧力をかけ続けて、埋め立てを承認させた。 県民を裏切ったものの責任はもとより重大だが、裏切らせた安倍政権の責任もきわめて重い。
力ずくで 公約を撤回させ、新基地建設を押し付ける等というのは、およそ民主主義国にあるまじき理不尽な暴政であり、断じて許すわけにはいかない」と。
さらに、「この4年間、辺野古の陸にも海にも基地をつくらせないという方針を揺るがず貫いている名護市の稲嶺市長の再選へ向け、全力をあげる。 そのために全国の支援を心からよびかける」と決意を語っています。 私たち大和からも、支援をさらに強めたいと思います。
今日の新聞各紙は、宇都宮健児弁護士(前日本弁護士連合会会長)が28日、都内で記者会見し、都知事選(1月23日告示、2月9日投票)への出馬の意向を表明したことを伝えています。
[東京都知事選挙](1月23日告示、2月9日投票)
「しんぶん赤旗」29日付は次のように報道しています。
「宇都宮氏は、今回知事選では、①安倍政権の暴走にストップをかける ②お年寄りや子どもが安心して暮らせる街をつくるーと強調。
政策については前回知事選で掲げた▼脱原発▼反貧困▼子どもの教育の再建▼憲法を守るーに加えて、安倍政権による原発再稼働や生活保護切り下げ、消費税増税、秘密保護法の強行など『暴走にストップをかけ、東京から国政を変え暮らしをまもろう』と力を込めました」
「2020年に東京で開催するオリンピックについては、生活再建の見通しが立たず苦境が続く東日本大震災被災者、原発事故被害者が歓迎できる五輪、憲法を守り平和と友好の祭典にふさわしい五輪にしたいと強調した」と。
「猪瀬氏が辞職した契機となった医療法人『徳洲会』からの5000万円裏献金疑惑について『幕引きを許してはならない。 徹底解明し追及していく、と表明」しています。 来年1月上旬に公約を発表する予定です。