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語学習得 音の壁と意味の壁(つづき)

2013-04-28 16:25:06 | 英語
前の記事から続きます。次は「意味の壁」についてです。

意味の壁とは、知らない単語だから聞き取れなかった。ということです。

これには便利なツールがあります。


英文を読んでわからない単語はとりあえずググってみます。するとこのサイトがヒットするはずです。
Weblioのいいところは、調べた単語を1クリックで単語帳登録できるところです。
加えて、その単語がどれぐらいのレベルなのか、つまり日常会話レベルなのか専門用語なのかがひと目でわかるところです。
専門用語は後回しにして、基本的な単語からどんどん覚えていきましょう。

とにかく片っ端から検索し、単語帳に登録を繰り返していくと、ある時点で

「既に単語帳に登録済みです」

というメッセージが出てくるようになります。

その単語があなたにとっての重要単語ということになります。


しかしこの「意味の壁」対策も、何のために英語を学ぶのか、基本的な考えを持つことが大切です。

自分が英語をツールとして何を知りたいのかを主軸に英文サンプルを見つけ出すのが、効率のいいボキャブラリ習得に欠かせないからです。


語学習得 音の壁と意味の壁

2013-04-28 14:05:43 | 英語
英語に限らず、外国語をマスターするときには2種類の壁があります。音の壁と意味の壁です。

音の壁とは、耳慣れない発音についていけず瞬時に解読できないケースです。
読めば「ああなるほどね」となるのに、初回に1発で聞き取れない場合がこれにあたります。

これはもう聴きまくって英語耳を作っていくしかないのですが、

コミュニケーションという面で考えれば、深刻に悩む必要はありません。

例えばあなたの目的が「海外の友達が欲しい」ということなら、
その友達に、

"Can you slow down a little bit?"「すこしゆっくり話してくれない?」

と言えばいいからです。

会話は成り立って初めて意味をなします。相手の言っている事がわからないのは、聞き手の能力の問題もありますが、半分はわかるように話さなかった相手の責任でもあると言えます。

だから、わからないときはわからないとはっきり言えばいいのです。
そしてわかるように話してくださいと相手にお願いするのです。

"Could you say that again, please?" 「もう一度話して頂けませんか?」とゆっくり言う(ここがポイント)
"I'm not sure I understand correctly" 「正しく理解できたか自信ないです」 といって、復唱する。


それでだめなら紙に書いてもらうのでもいいし、ジェスチャーでも構わない。
要は手段はなんであれ、お互い分かり合えればそれでいいのです。


知りたいという熱意と、実は自分はわからないんだと正直に相手に伝える事がここでは一番大切なのです。


わからなくてもわかったふりをすると、たいていの場合、それは相手にばれています。
憶測でとんちんかんな答えをすると一瞬場の雰囲気が変わるので自分でもやっちゃった、とわかることもあるでしょう。

国の施策として移民を受け入れているような国は、母国語を話せない人に慣れています。
そして

"Do you understand what I mean?"
"Can you get my meaning?"

と何度も確認してくるので、わからないことがあれば、勇気をもって

"Sorry I can't catch your meaning" 「ごめん意味がわからなかった」
"If I understand correctly, you mean .... ?" 「もし自分の理解があっているとしたら...ということ?」

と言えばいいのです。






「英語を学ぶ」ではいつか限界が来る

2013-04-28 13:55:01 | 英語
英会話そのものを目的にした勉強を僕はお薦めしません。
退屈だからです。

どんな言語も第一義的にはそれは意思伝達のツールであり、問題はその中身です。話の内容です。

伝えたい、知りたいと強く願うなら、それがどんな言語で書かれていようと一生懸命読み解こうとします。

人の話を必死に聴き取ろうとします。

その時に必要な集中力と、意味がわかった時の快感に、語学を学ぶ醍醐味があると思うのです。

自分の興味のある分野について、英語で勉強する。


それが王道だと思います。


前回、どうして英語を学びたいのか、原点に立ち返って考えるべきと書いたのはそういった考えだからです。


どうして英語を学びたいの? はい、クビになりたいくないからです。

2013-04-28 13:26:48 | 英語
おととい会社で衝撃的な体験をしました。
昼休みに食堂に向かって歩いていたら、後ろで外人さんが携帯で話をしながら歩いてました。
全く関心なかったのに、彼が話していた英語がダイレクトに頭の中に入ってきたんです。

彼は、
「売上があと18%足りない。積み上げても8%までしか行かない。残り10%の積み上げメニューが必要なのに具体策が浮かばなくてみなフラストレーションがたまっている。僕はこれからふたつミーティングがあるので2時からの電話会議には出られない。後でどんな対策があるか考えてメールするよ。とにかく来週のミーティングで提案する内容を考えないと...」
と言ってました。

自分で自分に驚きました。

普段英語の勉強をしているわけではありません。
2年前に勤め先が突然アメリカ企業に買収されたので、自分の能力に関係なく、突然英語が日常の中になだれ込んできたんです。


英語の習得は、それに費やす労力というより、普段英語に接する機会の多さに単純比例するというのが僕の実感です。

でも現実問題として身近に英語に接する機会がなく、かつ英語をある程度のレベルまで上げたいときにはどうするか?
どんな勉強スタイルが一番効果的なのでしょうか。


そのことを考える前に、そもそもどうしてあなたは英語を話せるようになりたいのでしょうか?
それをはっきりさせておくことが、日本語だけで何不自由なく暮らせる環境の中で、これから英語の勉強を続ける原動力になります。

僕の原動力は

「英語を話せるようにならないとクビになるかも」

でした。

ネガティブだけど強烈なモチベーションになりました。


あなたはどうでしょう?

英語が話せるようになりたいという強い気持ちは持っていますか?

あるなら大丈夫。

3か月後には話せるようになっていると思いますよ。