曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

ついにアサギマダラ羽化

2010年12月02日 | 日記

今日の花

カラスウリ

サルビア・ミクロフィラ


飼育していたアサギマダラがついに羽化しました。初めてのアサギマダラ飼育成功です。      

今日はアサギマダラ特集です。

 

 アサギマダラの卵

アサギマダラ終齢幼虫

アサギマダラの前蛹(この幼虫のものではありません)

蛹化直後には金色の斑点はありません。

3日目で少し金色の斑点が見えてきました

金色の斑点がきれいです

翅の形がよく見えるようになりました

まだ大した変化はありません。

23日目にして突然翅に模様が見えてきました。こうなると羽化は近い状態です。

12月1日の朝ついに翅の色がくっきりと見えるようになりました。

12月1日夜 体の色も黒くなり始めました。

12月2日 体は黒くなり蛹のカラと体の間に隙間ができてきました。体が縮んできたのです。ここまで来るとあと数時間で羽化します。

お昼に仕事から帰ってみるともう羽化していました。この状態はたぶん羽化の瞬間から1時間以上経っていると思われます。

アサギマダラの飼育はキジョランの葉を餌にします。

アサギマダラのまだら模様

頭部を真上から見たところ 白い模様が素敵ですね

前翅の先端

後翅の付け根

一枚も欠けてない鱗プンはきれいです。翅のどの部分でしょうか当ててください。

夕方家に帰ってみると もう蛹から離れて窓のカーテンにとまっていました。

このアサギマダラは2・3日様子を見て暖かい日があったら外へ出してやろうと思っています。ひと月前に南へ向かって旅立っていった仲間たちを追って南の国(たとえば沖縄)まで飛んで行けるでしょうか。今の気温ではそんな長旅は無理かもしれませんが、少しでも暖かいところまで南下して無事に冬越しして欲しいと願っています。そして春になってまた北上して大島まで帰って来てくれたらどんなに嬉しいことでしょう。

みなさんこの蝶を捕まえないでください。そして 見つけたら「がんばれ!」と応援してやってください。