曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

60代最後の誕生日

2015年08月10日 | 日記

今日の花

この頃あちこちの花壇でよく見かける花です。

 


 今日はわたしのウン回目の誕生日でした。今朝カミさんに「今日は私の誕生日だから何かうまいものでも食べに行こうか」と投げかけてみたところ「またにしよ。」と交わされてしまいました。その答えにがっかりしたわけではありません。この頃はもう何事もない平穏無事の日々が一番ありがたいことに気が付いているからです。そして誕生日が嬉しかった子供の頃とは違って「誕生日冥土の旅の一里塚」が理解できるようになってきたわけであまり大げさにしたくない気持ちもあります。普段と何一つ変わらぬ静かな一日でした。ただ日頃やっている写真を一枚も撮らなかったことが違っていたのかもしれません。写真に撮りたい題材はあったのですがなんとなくカメラをとりに行きませんでした。

日記に使える今日の写真が無いので梅雨最中に撮ったものですが少し涼しげなものがあったのでそれを載せてみます。8月になっての暑さは尋常なものではありません。滝の水に打たれることでも想像して涼んでください。

 


安下庄の名滝  鳴る滝

朝もやの中の滝

滝の落ちる水は人の目に糸を引いたように見えます。

 

カメラのシャッター速度を早くすると水の様子は違って見えます。

 


落ちる水はほとんど粒になっているのだけど人の目には水は糸のようにつながって見えます。

 

 


シャッター速度をだんだん遅くしてみました。

 

 

木漏れ日が差し込んできました。

 

森の中のフィトンチッドを吸い込み滝の水に打たれたらどんなに涼しいでしょう。

 


参考までに今年の冬に撮った写真と比べてみてください。

冬の渇水期には滝とは言えないような状態でした。でも、私の子供の頃には今より冬の気温が低かったのでこの滝の岩一面につららができていました。