曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

私の好きな 8月

2020年08月01日 | 日記

今日の蝶

夜の蝶小屋の様子です。  リュウキュウアサギマダラたちは寄り添い集まって寝ます。

 

 


 8月になりましたね。長かった今年の梅雨もようやく開けて本格的な夏の到来です。

 

梅雨明けの時期は湿度が高くしかも一年のうちでもっとも気温の高い季節ですね。梅雨明け後の10日間は畑での農作業は一番体にこたえる時期なのです。みかん作りをしている私たちの今どきの作業は夏草の刈り取りとか薬剤散布そしてなりすぎた果実の間引きである摘果作業が主な仕事です。摘果作業はそれほどハードな仕事ではありませんが手間のかかる仕事で暑さの中での根気のいる仕事です。薬剤散布時は自分が薬剤を浴びないようにするためにはカッパを着ますがこれは暑くてたまりません。その上霧となった薬剤を肺に吸い込まないためにはマスクをしなければなりません。コロナのマスクのようにちゃちなものではありませんもっと本格的なマスクです。激しく動き回る作業にはとても息苦しいものです。カッパの暑さとマスクの息苦しさが重なるとこの時期にはとてもきつい作業です。そして意外にハードなのが草刈りです。梅雨の間にたっぷりの雨を吸ってよく育った雑草は背丈が高くその上つる植物がみかんの木に絡まっていたりすると大変です。流れるほどの汗は目に入るしシャツもズボンもびしょ濡れになります。水分補給がとても大切です。こんな夏の作業はまだ気温の上がっていない早朝か夕方出ないとできませんよね。

そこで昼間は仕事をしませんので、夏の楽しみの一つにゆっくりとしたお昼寝があります。寝室で窓を全開にしてお昼寝をしていると蝉の声がうるさいのになぜか子守唄のように心地よく聞こえてきます。微睡の中でわたしは夏のひと時を満喫しています。しっかりお昼寝の時間をとるとまた元気になって畑へ仕事に出かける気力がわいてきます。

そして8月は夕方が良いですね。「秋は夕暮れ・・・・・」と清少納言さんも愛でていますがこれからしばらくの間は夕方が良いですね。昔は子供も年寄りも夕涼みに海岸に出ていたものです。

 


昔懐かしい ムギワラギク

 

ツヤツヤとムギワラギクのはなヒカル