今日の花
マリーゴールド
8月といえば真夏ですよね。日本の気候では柑橘類は極めて少ない時期です。8月の果物といえば桃・梨・スイカなど夏を代表する美味しい果物がたくさんあります。柑橘の出番はあまりありませんが、この季節ですから柑橘を冷たく冷やして食べるのもジュースに搾って飲むのも悪くはありません。
今日はまだ木になっている柑橘と冷蔵庫で貯蔵されている柑橘を食べ比べてみることにしました。それから今の時期には南半球の国から輸入された柑橘がお店に並んでいますね。昨日スーパーへ寄ったときチリ産のグレープフルーツがあったので買ってみました。全部で10種類になりましたがすべて味見してみました。味と香りは写真では伝えることができませんので、果物の甘さの指標となる糖度を測ってみましたから数値をご覧になってください。
人によって好みが違いますから何がおいしいとかなかなか言えませんが、私の好みからいうと、10種類の柑橘の中で今食べるとすれば弓削瓢柑が一番おいしかったですね。
今木になっている柑橘の様子
上の二つ以外に弓削瓢柑もまだ木になっています。
木になっている柑橘を集めてみました。
今夜試食する柑橘
手前の左から南津海・あすみ・せとみです。 すぐ後ろの左から弓削瓢柑・シログレープフルーツ・ピンクグレープフルーツです。箱の中に入っている柑橘は私の作ったまだ名前のないものばかりです。
最初は南津海から行きましょう。
南津海は5月の20日ごろに収穫して冷蔵庫で貯蔵していたものです。甘みと酸味のバランスが良く糖度15度で味が濃厚です。冷やして食べるとこの時期には美味しいですね。
次は山口県の特産柑橘のせとみです。
せとみは甘いのが特徴の柑橘で4月ごろまで木にならせておくと18度くらいまで甘くなります。このせとみは1月収穫なので少し糖度が低めです。それでも甘いです。
みかんのような柑橘ですがあすみといいます。糖度が高く味の濃い柑橘で、旬は2月から3月です。冷蔵庫で今までおいてみました。
糖度は18度を超えていてブドウのような濃厚な甘さです。しかし酸味がなくなっているため美味しくありませんでした。
弓削瓢柑はまだ木にならせておくことができます。柑橘は早く収穫して貯蔵したものより木にならせておくほうがだいたい美味しいものです。
糖度は約14度とそれほど高くはありませんが、木成なので香りが良くて酸味もほどほどで糖酸のバランスが良く少し苦みが入っていて微妙な味を作り出しています。種がとても少ないのも食べやすいですね。
もう一つ、我が家でできた小ぶりな黄色い柑橘です。すぐ上の弓削瓢柑の子供ではないかと思っています。
少し縦長に見えますがほとんど球形です。酸味は少なく甘みの濃い柑橘照す。サジョウが粒粒になっていて変わった食感です。この実は糖度は16度ですがもっと甘くなります。
残りのグレープフルーツ3種類は次回紹介します。