曜日のない暮らし

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山本弘三の写真を中心にした日記帳

アサギマダラは今どうしているでしょう。12月14日

2014年12月15日 | 日記

今日の花

今年の水仙は11月の20日頃から咲いています。早いですね。 

下は、キツネナスまたはフォックス・フェイスと呼ばれている茄子科の植物

 


 今日は15日、だいぶ気温が下がってきました。アサギマダラの幼虫たちは今どうしているのでしょう。前回、12月2日と12月3日の様子を写真で詳しく紹介しましたが、あれから雨の日を除いてほとんど毎日観察に行っています。あまり移動しない幼虫もいますが全く見失うほど移動している幼虫もいます。4日に雨が降って行かなかったのですが5日に行ってみると一番大きい終齢幼虫がいなくなっていました。もしかして鳥に食べられたのかと心配しましたが14日に再び姿を現しました。無事だったようです。大きい幼虫なのでキジョランの何処にいても見つかるはずなのに何日も見えませんでした。その間何処にいたのでしょうね。小さい幼虫たちは数が増えたり減ったりしていますが全部が見つからないだけのことだと思います。卵から蛹までの全ステージの幼虫が見られます。今まで毎年観察を続けていますができるだけ保護や手助けをしないようにして観察していたのですが今年は鳥よけのネットを張ってみようかと思っています。防鳥ネットを張れば春までの幼虫の減少する率が良くなると思うので今まで何年間の自然のままとの比較をしてみたいと思っています。我が家の玄関わきのキジョランには数日前に網をかけました。現在4匹の幼虫がいるはずです。いま家の庭にいる幼虫は3齢から4齢です。一般的な越冬幼虫に比べると少し大きすぎるようですが春まで無事に行けるでしょうか。

 


今日の音楽 (らんらんさんより)

 薬師丸ひろ子 Woman (映画:Wの悲劇より )


私にとって薬師丸ひろ子さんと言えば「セーラー服と機関銃」のイメージしかありません。目のくるっとしたかわいい少女でした。今はどんなひとになっているのでしょう。きっと美しいアサギマダラの様になっているのでしょうね。


周防大島の山の様子

まだクヌギの葉が紅葉です。散っていません。今年はまだ寒さが緩めです。

 

レモン畑のキジョランの様子

一番大きい幼虫がまた姿を見せました。鳥に食われたか、それとも蛹になるための場所を探してどこかへ行ってしまったのかと思っていたのですがまた元の場所に帰ってきました。まだ餌を食べるのですかね。

 

2匹の3齢幼虫が寄り添っています。寄り添うのは時々見られる光景ですがあまり意味はないように感じます。同一の葉を食べるのはお互いに楽なのかもしれません。幼虫は大きくなると葉柄に傷を付けてから食べます。

 

幼虫の大きさはまちまちです。成長速度の違いか生まれた時期の違いかは分かりません。

 

ただ一つの蛹です。2日に初めて見つけたときには蛹になっていたのでほぼ2週間ですが変化はありません。体の中に黒い斑点が現れないところを見るとヤドリバエの感染はないようです。寄生蜂の方はまだわかりません。

 

この角度から見るといろんな大きさの幼虫がいることがよくわかると思います。

 

初齢から2齢に脱皮したところ

拡大すると後ろに脱皮殻が見えます。アサギマダラの幼虫は卵の殻を食べるように脱皮殻もきれいに食べます。無駄をしないですね。

 

 

沢の中にも小さなキジョランがあります。どのキジョランにも幼虫がいます。

卵ですが古いもののようです。

新しい卵が産み付けられないかと期待して毎日探しています。親が見つかればそれが一番なのですがずっとそばで見張っているわけにも行きませんからね。

 


その他の蝶

越冬中のムラサキツバメ

 

越冬中のウラギンシジミ

 

どちらもみかんの葉についていました。 


今年は紅葉の写真を一度もアップできなかったので名残のモミジをついでに載せます。12月13日は天気が良かったのでお隣の庭のモミジを撮ってきました。

大分散ったとはいえまだまだ楽しめます。

 


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1 コメント

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今日の音楽 (らんらん)
2014-12-16 06:05:15
薬師丸ひろ子 Woman (映画:Wの悲劇より )

https://www.youtube.com/watch?v=XLrqvg2dYKI
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