今日の花
木瓜
数日前から待ちかねていたギフチョウの誕生ですが、今日ついに現れました。山口県の野山で生まれるギフチョウは3月の末頃が初蝶ですが、我が家の飼育では3月の15日から20日頃に初蝶が生まれます。
山口県はギフチョウの生息地としては南限であり西限でもあります。氷河時代からの生き残りと言われているこの蝶は元来暑さに弱いのかもしれません。地球の温暖化によって生息域が北上しているとも考えられます。今山口県内のギフチョウ生息地では絶滅の危機に瀕しています。毎年発生数が減り続けて、もう限界に達している所もありますので、私たちが手を貸して少しでも数の回復へ向かうよう、発生地の環境整備や食草の植え込み、飼育放蝶などを行っていますがなかなか成果が上がらず、先行きが心配です。地球の温暖化は今のところ止めることは難しいようだし、里山の管理もだんだんしなくなってきています。ギフチョウにとっては住み難くなってきているのでしょうね。
今日の音楽 (らんらんさんより)
チェロコンチェルトの冒頭特集5
Shostakovich: Cello Concerto n.1 op.107 - Mischa Maisky - 1st mvt.
マイスキーさんは、 ISSEY MIYAKEのプリーツがお好きで、よく(いつも?)舞台衣装はイッセイ・ミヤケです。
動きやすいのでしょうね。軽いし皺にならないし、演奏旅行へ持ち運びも楽チン!(らんらん)
飼育小屋で生まれたギフチョウ
1時間後
午後になると草むらからもう1頭出てきました。
すぐに飛び立ました
野山のギフチョウはスミレが好きです。スミレがまだ咲いていないのでビオラで我慢してもらいました。
10日ほど前に生まれたアサギマダラは翅が開き切らず飛べませんが元気です。アサギマダラもビオラの花が好きなようです。
何がお気に入りか、いろんな花を試してみます。昨日はランタナの花で吸蜜しました。
もう少しで羽化しそうなアサギマダラの蛹です。
今度こそ無事に生まれてほしいものです。
Shostakovich: Cello Concerto n.1 op.107 - Mischa Maisky - 1st mvt.
https://www.youtube.com/watch?v=RKVU6TzM8gg
マイスキーさんは、 ISSEY MIYAKEのプリーツがお好きで、よく(いつも?)舞台衣装はイッセイ・ミヤケです。
動きやすいのでしょうね。軽いし皺にならないし、演奏旅行へ持ち運びも楽チン!
アゲハチョウ科のスプリングエフェメラルの出現ですね~。周防大島は分布域内ですよね。四国は域外です。
当地はシロチョウ科のSE(ツマキチョウ)は飛んでいますがね。
下の記事の中でキタキチョウの越冬をまだ確認できていない。と仰っていましたが、西日が当たる斜面の常緑の葉裏を探してみて下さい。
ツマグロキチョウも同じ環境で一緒に冬眠しています。
キチョウは晩秋~初冬の午後に気温が上がってから活動しますが、夕方になり気温が下がると、余熱が残っている手近な場所で眠りに就くからだと思います。
キタは冬眠中は触角を前翅の間に入れ、単に眠っている時は触角を出しています。ツマグロはそうではない様です。
まだ今の時期でも、朝夕は寒いので似た環境で眠っています。
夜の帳が降りてから、色温度が高めのLEDライトで探すと、反射率が高いので容易に発見できます。
日中 葉裏にいても枯れ葉に似ていますので、見付け難いです。
下記 参考までに(URLを入れると弾かれるようです)
私のブログから「夜の蝶」2015/1/7 UP
コメントありがとうございました。
3月の中頃から暖かい日に蝶の飛ぶのが見られるようになりました。
今年の冬は概して暖かかったように感じるのですがこちらでもまださっぱり桜(染井吉野)が咲きません。どうしたことでしょうね。
越冬蝶のことはいろいろ教えていただきありがとうございました。
今度探してみましょう。