曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

復活した 蝶小屋

2017年10月28日 | 日記

今日の花

シュウメイギク   先日の台風で花が痛み、もうお終いかなと思っていたらまだ咲き続けています。

 


 今週は良い天気が続きとても助かりました。たまっていた仕事も大分はかどりましたし、アサギマダラもたくさんやって来ました。でも週末の今日はまた雨でがっかりです。こんな時期なのにまだ台風が接近していて、明日にかけて大雨の恐れがあります。本当にもう雨はいらないですね。

一昨日送られてきたスジグロカバマダラを飼育するために、昨日蝶小屋をきれいに掃除して3カ月ぶりで蝶を中に入れることにしました。大事なスジグロカバマダラのメスは家の中に保存しておいて、スジグロカバマダラのオスとアサギマダラのオスを試験的に中に入れてみて一晩無事かどうか試してみました。3か月使っていなかった小屋ですから何がいるかわかりません。蝶を食べる天敵には、蜘蛛・カマキリ・ヤモリ・ネズミなどがいますが、中に潜んでいるかもしれません。オスを入れてみて食べられないようなら、メスを放しても大丈夫であろうとの魂胆です。今日の朝になってオスたち全員居るか調べてみると無事だったようなので、午後にメスも小屋の中に放しました。

メスは昨日から家の中で採卵用の食草を入れたビニール袋の中に入れておいたのですが、今朝までに10個くらい卵を産んでくれました。とてもうれしいことです。これで一応新しい命を育てる準備ができました。スジグロカバマダラを育てるのは初めてなのでわくわくします。蝶小屋の中でメスの親が無事に長生きしてくれるならまだたくさんの卵を産んでくれることと思います。昨年の秋には大失敗をしまして、同じようにいただいたカバマダラのメスを蝶小屋に放った所、一晩で何者かに食べられて姿を消しました。とても残念でした。今年はそのようにならないことを願っています。

今日は雨なのでこのように蝶の世話などをして過ごしたのですが、ラッキーなことにタッパーで飼育していたクロマダラソテツシジミの幼虫が羽化してきました。とても小さい蛹なのでいくついるのかわからなかったのですが、4頭の蝶が生まれてきました。クロマダラソテツシジミは南方の蝶なので外に放ってもこれからの寒い時期に繁殖は難しいかもしれません。それでこの4頭も蝶小屋で最後まで飼ってみようかと思っています。もしもうまく採卵できれば次の世代を飼育できますし、越冬試験もできるかもしれません。

雨の一日は蝶のお世話で暮れました

 


スジグロカバマダラの卵

 

 

 

蝶小屋の中で撮影

スジグロカバマダラ

 

アサギマダラ

いつも撮るアサギマダラの写真と何か違うような気がしませんか。いつもはフジバカマの花で吸密していますが、蝶小屋の中にはらランタナがたくさん植えてありますのでしかたなくアサギマダラはランタナの花で吸密しているのです。

 

 


今朝早く畑へ行った帰りに桜の木を撮って来ました。

 

紅葉が進んでいます。アサギマダラ達は南への道を急いでいることでしょう。


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1 コメント

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今日の音楽 (らんらん)
2017-10-29 10:05:35
The remains of the day: soundtrack
映画「日の名残り」
原作: Nobel Prize-winning British writer Kazuo Ishiguro.

https://www.youtube.com/watch?v=ZBMOHF94MK0
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