曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

帯石観音(普門寺)の 八重桜

2019年04月23日 | 日記

今日の花

シャガの花   今頃、山の中で半日蔭に群落で咲いていますね。

 


 私の住まいの周辺で咲く桜の花は1月の薄寒桜から始まります。薄寒桜は寒中の真っ只中で花開く寒桜ですが、寒さの中にも春が近づいているのを感じさせてくれます。

そして22日には初夏を思わせる陽気の中で遅咲きの八重桜を見てきました。昔から八重桜はあまり好きでないものですから、今までに1000本近く植えた桜の中に八重桜はありません。馴染みの苗木屋さんから御衣黄と言って1本だけいただいた八重桜がありました。どこかに定植する気になれず、その木は野菜畑に仮植えしただけで10年以上経ち大きくなっています。毎年切らなくちゃあと思いつつ畑に日陰を作っています。野菜に与える肥料をもらってますます大きくなっています。もう大きすぎて移植も難しいのでかわいそうですが切るしかありません。

しかし、考えてみると八重桜もソメイヨシノの後に咲くというのがかわいそうですよね。春だ春だと華やかなソメイヨシノのもとでどんちゃん騒ぎ?をした後ですから、もう八重桜を見て浮かれている場合ではありません。新学期は始まっているし、新しい職場ももう落ちついていることだろうし、春はもう終わったと考えた方がいいのかもしれません。私も今年最後の花見と思って帯石観音へ行ってきました。八重桜の代表的な品種、関山・普賢象・一葉などが見頃でした。

桜を見に行ったのですが、モミジの新緑もとてもきれいでした。

 


八重桜 一葉

一葉は大型の八重桜で満開時には白い桜のように見えます。そして花の中心から2本の雌蕊が出ているのが見えます。

ピンクの色が淡いので、色の濃い関山ほど重たい感じがしません。

 

普賢象   とても古い品種です。室町時代にはもう知られていたそうです。

 

御衣黄   少し盛りを過ぎていました。御衣黄でなく鬱金桜かもしれません。

 

 


帯石観音(普門寺)  ってどんな所

 

 

 

私以外、誰もいないと思っていたら 写真を撮る人を見つけました。

 


このお寺は大島では八重桜の名所として名が通っていますが、紅葉の名所の少ない大島の中でもモミジが多く植えられていて、みなさん晩秋に来られるとまた素晴らしい紅葉に出会えますよ。

 

新緑と紅葉 (2019年4月22日と2018年12月2日)

 

 

 


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