曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

いまごろは 海霧のシーズン

2015年06月10日 | 日記

今日の花

トラノオの花 この花はなぜか蝶が好みよく止まります。でも今日は曇りで蝶は何もいませんでした。5月から6月にかけて山の中に咲く花はほとんど白い花ですね。なぜでしょう???

スイカズラ

 


 今日は梅雨の中の晴れ間でした。早朝からみかんに薬剤散布をして10時ごろようやく一息つきました。時々日が射してはまた曇るという上天気ではありませんでしたが、昨年この時期に緑色の蝶を見たという情報があったので確認に行きました。その場所は大積というところです。大積まではずっと海岸沿いの道を走ります。ゆるやかな南風に乗って海から霧がやって来ました。海の上は濃い霧で覆われています。

10年ばかり前まで私が釣りをしていた時にはこんな海霧の日もよく沖に釣りに出かけたものです。岸を離れると全く白の世界で方角も目指す島も何もわからなくなることがありました。それでもコンパスを頼りに沖へ向かったものです。今ならGPSという便利なものがありますが当時はコンパスと感だけが頼りでした。海霧は空の雲と同じで海全面を覆っている時と千切れ雲のように晴れたところと曇った所が交互にやって来る時もあります。またとても不思議な光景だと思ったのは海霧が海面と1m位の間隔で離れている時がありました。船の上で立つと頭は霧の中に入り低くしゃがむと海面と霧との間で遠くまで見渡せるのです。最近は蝶を追って山ばかりですが釣りをしていたころには海の不思議な出来事に何度も出会ったものです。当時はカメラをやっていなかったので写真を残せませんでしたが今から思えば記録しておきたかったと残念に思うことが沢山ありました。数万か数十万匹かのハマチが夕方の海面で何百mにもワタってナブラを作り海の上に轟音が響き渡ったこともあります。私の船の真ん前で5mくらいのサメがしぶきをあげて反転しました。何百頭ものイルカの大群と出会ったこともあります。何十万羽の渡り鳥が見渡す限りの海面を覆い尽くしたこともありました。また、たった1頭の黒い蝶が海の上をふらふらと渡って行くのにも出会いました。その蝶はどこへ行くのか気になったものですからしばらく同じ方角へ船を走らせました。すると蝶は飛び疲れたのか海の上にぺたんと横になってしばらく休みました。やがて上になった方の羽をはばたかせて体を起こし海面から飛び立ってゆきました。その時は今のように蝶マニアではありませんでしたのでただチョウの休憩の仕方に感心してお終いだったのです。今はどこへ行ってもカメラを携えていますのでなんでも記録しています。今日は蝶の確認に出かけたのですがおもに海霧を撮ってきました。

 


海霧の押し寄せる海岸

1.鹿の家の港

昔、この港へ私の船を係留していました。

 

2.船越への道

 

3.地家室の集落

 

4.沖家室への橋

 

5.小積・大積の海岸

ウミウの夫婦?

 

6.目的地大積の海岸

 

7.リゾート地片添え海岸

これまで大島の南側海岸を走ってきました。山を越えて北側の海岸道路へ出ると海に霧はありませんでした。

 


大積で蝶を探しに山へ入ってきました。

目的の蝶は見つかりませんでしたがそれなりに楽しんできました。

1.オジロアシナガゾウムシ     ぞーさんぞーさん  おー鼻が長いのね

いかがです。マクロ写真の面白さです。手持ち撮影なのでくっきりしていませんが。

 

2.なにバッタでしょう。とても小さいのです。

 

3.よく見かけるのですが何か知りません

 

4.スジグロシロチョウ

 

5.アサマイチモンジ

 

 

 6.野バラに付いた虫こぶ   何の虫こぶか私にはわかりませんが虫屋さんなら喜ぶかもしれません。

 

7.桜の枯れ木に付いたキノコ    ちょっと食べる気にはなりません。

 


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