今日の楽器
チェロ Cello 語源はイタリアのVioloncelloに由来するのだそうです。
バロック音楽を聴いていて昨夜ふと思い立ってチェロを出してみました。私はもう何年もチェロに触っていません。恐る恐る弦を締めてゆきます。長いことゆるめたままになっていた古い弦ですから締めるのがちょっと怖いですね。昔締める時何度も弦を切ったことがあります。締め上げながらチェロの調弦はどうだったっけてなもんで、それくらい長い間触っていません。このチェロは昔カミさんがチェロを習いたいというのでそれは良いとばかりに買ったものです。その後カミさんは何年もいろいろ先生を代りながら稽古に通っていました。最後の先生が病気を理由に辞められてからは習う人もなく次第に弾かなくなりました。シメシメとばかり私が時々こっそりと練習していましたが歌を歌うようになってからは私もだんだん弾かなくなりチェロはただの飾り物になってしまいました。チェロの音色は良いですね。人の声と音域が近くてなじみやすいこともあります。もちろん私の弾くチェロの音はけっして人に聞かせられるようなものではありません。自分以外の人が聞いたらそれは不快な騒音でしかないと思いますが弾いている本人は頭の中できれいな曲として音を作り上げているので何の問題もありません。「あばたもえくぼ」、「雑音も音楽」。人間てうまくできていますね。ということで私の演奏を皆さんにお聞かせできないのが残念です ???
今日の音楽
J.S.Bach Cello Suite No.6 Allemande, Yo-Yo Ma (1982)
私のチェロをお聞かせできないのでヨーヨー マさんが代わりに弾いて下さるそうです。ありがたいことですランランさん。「もしもピアノが弾けたなら」という曲がありましたね、わたしなら「もしもチェロが弾けたならバッハをすべて弾いてみたい」と言いたいところです。無伴奏チェロ組曲なんかどれもこれもみんな弾いてみたい曲ですよね(バッハが聞いたら仰天するでしょう)。6番のアルマンドありがとうございました。4分の3拍子のクーラント・メヌエット・サラバンドなども好きですからどんどんアップしてください。プレリュードも忘れないでね。ははは・・・この欲張りメ。
昨日から降り続いていた雨はお昼ごろには上がり青空まで出てきました。平地では雨でしたが山の上の方は少し白いものが見えました。思ったより早く天気になったので少し遠いけど屋代の志度石神社へ行ってみようと大島オレンジロードを走ってゆきました。奥畑の集落へ差し掛かったところに鳥居が見えました。私の知らない神社がありました。鳥居には「金刀比羅神社」とありました。今日の目的ではなかったのですが少しだけ様子を見ておこうと思い寄ってみました。森の写真などを撮っていると地元の世話人らしき人がやって来たのでいろいろ聞いてみましたがこの神社の紹介についてはまたの機会にします。さらに進んで今日の目的の志度石神社へたどり着きました。ここの森は私を十分感動させる立派な森です。まだすべての神社を回っていませんので何とも言えませんがおそらく大島では1・2を争う素晴らしい森だと思います。ウラジロガシの巨木が多いのがここの特徴でした。森と樹木の紹介は次回に回して志度石神社の入り口までを今日アップします。
神社の森シリーズ
7.志度石神社へ
大島オレンジロードからの眺め 練習船が停泊しています。
ウラジロガシ
タブノキ
金刀比羅神社
長いこと誰も踏みしめていない石段のようでした。
オレンジロードから志度石神社への入り口
オレンジロードから分かれてしばらく林道を登ると神社の入り口にたどり着きます。ここから本殿まではながーい石段です。何段あるのでしょう。500段くらいはあるのではと感じました。
屋代島の屋代はここから来たのですね。大島で最も古い神社かもしれません。ここを読むと石段は487段と書いてありますね。
長ーい石段です。
J.S.Bach Cello Suite No.6 Allemande, Yo-Yo Ma (1982)
http://www.youtube.com/watch?v=rNjVTOnIIUw
(なぜか背景が向日葵??)
はいはい、蝶調さん、分かっておりますよ。
バッハが続いてしまいますが、仕方ないですね。
この曲は、あーらゆる曲の中で、一番好きかもしれません。
友愛と慰めに満ちたこんな音楽を人間は創り出すことができるなんて!
そう思うと、人間も捨てたものではないですね。
チェロだ~~、チェロ・チェロ~~☆
チェロ弾きの蝶調さん いいねいいね!!
チェロは 調弦が自分で出来るようになると 一人前ですからね~。
頑張って弾いて下さい。
奥様にも 時々弾いて下さいと お伝え下さい。
師匠に見られてしまってまったく恥ずかしいことです。
ブイーン ブイーンと鳴らせています。
なぜか調弦は得意なんです。これで一人前がいただけるんなら簡単なのですがここからが楽器というのは奥が深いんですよね。ほらほら弓を持つ手、指が・・・、手首が・・・、肘が・・・、肩が・・・わたしゃどうすりゃいいの??? ついに切れて「音が出りゃあいいんでしょう」てなもんでやってます。
弓をノコギリのごとくアップ・ダウンさせれば音が出ます。同じ音ばかりでは飽きるので左手の指に命じて弦を押えさせますが押えるたびに位置が微妙に違い同じ音は出ません。こそっとずらしてようやく望む音に近くなるんですね。プロはすごいですねどんなに飛んだ音でもピタッと決まるのですから、照れまんさんから見れば当たり前のことでしょうがすごいなあと感心しています。
練習は嫌い、曲はすぐ弾きたい。やはり無理がありますね。
何時か1曲ぐらい弾けるようになればいいなと思っています。