今日の花
ランタナに生まれたばかりのウラナミシジミ
実は、今日と昨日で羽化したウラナミシジミが14頭たまりましたのでいっきに外へ放ってやりました。おそらくこれで蛹の羽化は終わりだろうと思っています。
今回のウラナミシジミの飼育は9月21日に畑に雑草として生えていたささげ豆を1本引き起こして鉢植えにして家に持ち帰りスタートしたものです。卵や幼虫がいくっついていたかは分かりません。かなりの数が居たものと思われますが今日までに羽化したウラナミシジミは18頭です。成虫をしばらく飼って採卵してもう一度飼育してみようかと考えていましたがこれから忙しくなるので飼育はこれでお終いにしようと思っています。
今日は初齢幼虫から終齢幼虫までを写真でお見せしますが、暇がなくて卵の孵化する瞬間と脱皮の瞬間は撮れませんでした。孵化しそうな卵をじっと見つめて待っているのは根気のいる仕事です。青虫は嫌いという方はパスして下さい。
今日の音楽 (撰者 R)
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ウラナミシジミの幼虫から蛹へ
卵の殻があったので近くを探していたら生まれたばかりの初齢幼虫がいました。小さいくせに結構歩くのが早いのです。長さ1mmくらいでしょうか。これは肉眼では難しいルーペが欲しいなと感じました。早速買いたいと思い、地元にある柑橘試験場の虫屋さんに相談したところN社の宝石鑑定用のルーペ(10倍)が良いとのことだったのですぐに注文しました。フィールドでの卵探しに役立つことと思います。
初齢
2齢幼虫
初齢や2齢の小さな幼虫はフィールドでもなかなか見つかりません。飼育してみると小さな幼虫は蕾の中に隠れているようです。
3齢幼虫
正確に脱皮回数を数えていないので間違いがあるかもしれません。
4齢 (終齢)
だいぶ大きくなって見つけるのが容易になりました。花の蕾が一番好きなようです。
豆のさやも食べます。
花も食べます。
蕾がなくなると豆に行きます。
終齢
餌を食べるのをやめて蛹になる場所を探して豆の木から離れます。
目のように見えますがお尻です。
鉢の縁を歩いています。
床を歩いています。
箱の隅っこに決めたようです。
前蛹
蛹になる場所が決まったら糸で体を固定し蛹になる準備に入る。
蛹化
蛹に近くなってきました。下の黒いのが脱皮殻です。
無事蛹になりました。 (9月26日)
これから半日くらい経つと茶色の蛹になります。(9月27日)
いよいよ羽化するのが近くなりました。 (10月3日)
羽化 (10月4日)
http://www.youtube.com/watch?v=qvuMjz-DFoQ
いつも青虫いも虫が好きだと書いていますが
中でもシジミ蝶の幼虫が一番かわいいですねー♪
糞までカワイイ。
ウラナミシジミは見たことないです。