曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

いつの間にか春ですね !

2015年03月18日 | 日記

今日の蝶 

ウラゴマダラシジミの幼虫

ウラゴマダラシジミの幼虫と卵です。この蝶はゼフィルスと呼ばれている一群のシジミチョウの仲間に属していておもに林や森に棲むチョウです。ゼフィルスの多くはブナ林などにいますがこのウラゴマダラシジミは比較的人里に近いところに生息域があるので開発などによって数の減っている所もあるそうです。ウラゴマダラシジミを一度卵から飼育してしてみたいと思い3年前から冬期に卵探しに通いましたがなかなか見つけることができませんでした。今年の1月に三度目の正直でようやく見つけることができてイボタの木に付いた卵を3個持ち帰り飼育室で毎日観察しています。卵は上の写真のようにとても変わった形でオレンジ色をしています。3個のうち2個は2月の半ばに孵化しましたが孵化したばかりの初齢幼虫はとても小さくて卵から離れた後は見失ってしまいました。孵化後4日目に新芽の隙間にいる1.5mmくらいの幼虫を見つけたのですがすぐにまた見失ってしまいました。最近はかなり大きくなり3~4mmになったので見つけやすくなりました。それでも自然の中で山の中のイボタノキに付いている幼虫を見つけるのは至難の業だと思います。

 


 しばらくご無沙汰していました。皆様お変わりございませんか。周りはすっかり春らしくなってきましたね。

わたしは2月の下旬にカミさんから風邪をもらいましてしばらくは早寝を心がけていました、体長はじきに回復したものの以来ブログを開く気力が無くなりお休みを続けていた次第です。3月になっても寒い日が続いていましたが数日前から急に春めいてきたので私の生活は蝶の方も忙しくなるしみかんの樹たちも春の準備を待っているしでじっとしているわけにいかなくなってきました。忙しくなったこととブログとはなんの関係もないのですがこちらもそろそろ再開しなくっちゃあと今朝から写真の整理を始めました。ブログは相変わらずつまんない私の日常の写真ばかりですが時々見に寄ってください。

天気予報では朝から一日中雨とのことでしたが朝起きたころにはまだ降っていなかったので朝食前にカメラを持って家の周りを一回りして花を撮ってきました。咲き始めたばかりの花が多いのですがもう終わりそうな花もあります。冬の間ゆっくり流れていた時間が急に音をたてて流れ始めたようです。生き物たちはみんな動き始めました。

 


庭の花たち

コブシ

庭にコブシの木は2本あります。知人からいただいたものですが2本の花の形がそれぞれ違います。山の中のコブシが咲くのは4月に入ってからでしょうか。

 

山茱萸

山茱萸は春夏秋冬ときっちりイメージチェンジをしてゆきます。春は黄色の花、夏は緑の葉、秋は赤い実、冬は枯れ木

 

椿

椿の花の時期は長いですね。1月から咲き始めてまだ終わりません。この椿は庭の中で何度も植え替えられていますが今はここでスタンダード仕立てに刈り込まれています。

 

薄寒桜

1月の末に咲き始めた薄寒桜はほとんど花を終えて葉桜になっています。

 

木瓜

木瓜の花は晩秋からちらほらと咲いています。2月にもかなりたくさん咲いてもう終わりかなと思っているとまた蕾が出てきて春らしく咲いています。いつが本当の花の時期かわからないような咲き方をするからボケと言われるのですかね。

 

水仙

私の町では野生の水仙には4~5種類の花違いがあります。本種は園芸種だったのかもしれません。この水仙は普通の和水仙より花弁が細長いのが特徴です。

 

牡丹の芽

大きな新芽が膨らんで行くのを見ると本当に春を感じます。

 

ヒヤシンス

植えた覚えのないヒヤシンスはここで何十年生きているのでしょう。

 

シンピジューム

私がまだ高校生だった頃集めたシンピジュームの名残です。垣根の裏に打ち捨てられても毎年咲いています。

 

ヒイラギ南天

この木は新参者です。

 

まったく手入れの行き届かぬ庭で春の訪れとともに沢山の花が毎年けなげに咲いてくれます。

 


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