柿ぴーのつれづれ日記

食べるの大好き,旅行大好き,お菓子作り大好きな柿ぴーの日記(-△ー)ノ

ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニー・オーケストラ

2021年01月04日 | コンサート・観劇など
『ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニー・オーケストラ』のため兵庫県立芸術文化センターへ。



日本を代表するオーケストラの奏者の方々の演奏という事で、とても楽しみにしてた。
ソリストの仲道郁代さんも、テレビでは拝見した事はあるけど生は初めてで嬉しい。

始め三枝成彰さんのトークで曲の解説など。次に三枝さんが文化功労者に選ばれた事から、県知事による(三枝さんは兵庫県西宮市出身なので)立杭焼(知事はこう言ってたが丹波立杭焼とは違うの?)の贈呈。
三枝さん、歩き方がヨチヨチ歩きだったんだけど、何やらご病気らしい。おっしゃってたが忘れた。良くなられることを祈ってます。

知事が出てきた事もあって、ちょっと式典ちっくだったけど、やっと音楽に突入。
三枝さん曰く、「今日は知事の要請により小編成です」との事だった。2管編成と言ってたが、私には「?」。あとで調べたけど、まぁ、人数がちょっと少ないのね、という事と理解した。

小編成とはいえ、最初の一曲で私は心掴まれました~。
美しいです~
これは今日は益々楽しみになってきました~

そして2曲目に登場した仲道さんは、私の席からは輪郭しか分からなかったけど、それでもテレビで観るようにお美しい雰囲気は十分に伝わってきましたよ。
演奏も優しく美しく軽やかで、オーケストラの音もそのピアノに見合ってて、気持ちが華やぐ感じでございました。

そして20分休憩を挟んでのベートーベン。
これは大迫力で、ぐいぐいと引き込まれていったわー。小編成でこれなら大編成だったら、もう感動し過ぎて泣いてたかも。
特に第2楽章と第4楽章が最高だったなー。第2楽章は音がホールに広がるさまに身も心もどっぷりと委ねられて、とっても心地良かったし、第4楽章はクライマックスのへん大迫力で、音に飲み込まれて、終わった瞬間思わず「おおっ!」と言ってしまった。

いやー、良かったわー。行って良かったわー。

今回は席がSDじゃなくて隣とぴったりだったし、実は隣のおじさんが演奏途中でもカバンのチャックをジージーいわせてパンフを出し入れするし(しかもシャカシャカ素材の防寒着着てたから、パンフ出そうともぞもぞするたびに、服もシャカシャカ音がするんだよー)、斜め前では演奏途中でもペットボトルのフタをカラカラいわせて開け閉めし、何か飲んでるしだった。しかも第2楽章のあんま賑やかな感じじゃない時にもやるから「もーっ」だったんだけど、演奏が良すぎて気にならなくなったくらい 

お客の入りは95%以上に見えたけど、私の周りはあまりマナーが良くない近所のおじちゃんおばちゃんみたいな人が多く見受けられた。安いランクの席だったからか、近所のおじちゃんおばちゃんが気楽に音楽聴きにきてる感じ。生活に音楽があって、気軽にコンサートに来られるのは素敵な事だと思う。でも、気軽な雰囲気だからと言って、家でくつろぐのと同じ感覚でいいという訳じゃないというのは認識して欲しいですね。こういった人達は、マスクしてるからといっても普通に隣同士でくっちゃべってたし、やっぱ色んな所の認識が薄いね。

と、ぐちゃぐちゃ書いたが、アンコールも1曲あって「すみれの花咲く頃」。
これが又良かったよー音譜始めコンマスのエレガントな演奏が響いて、それがすごくレトロ感満載だったのに、最後は現代のマーチングバンドみたいな元気でノリノリな演奏になって。ほんと最後まで最高でした

岡山シンフォニーホールでもやってくれないかなぁ。。。
コメント
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