今日は『辻井伸行 プレミアム・リサイタル2021 ≪ショパン:エチュード≫』のため大阪のいずみホールへ。


辻井さんの演奏を生で聴くのは久しぶり。
前から2列目の辻井さんの真ん前、前の席の方がそんなに座高が高くない方で良かった。
めっちゃ良く見えた
登場してお辞儀した辻井さんは、とっても嬉しそうな笑顔を見せてくれた。そして演奏中も、途中のお辞儀のたびに最後にちょっと上を向いて「やったぞ」って感じの極上の笑顔
なんかその笑顔を見るだけで、こっちまで幸せな気分になってしまう。
演奏は、最初の1音を聞いた途端に「うわ~、深い音」とのっけからグッと心を掴まれた。
約半分は聴いた事ない曲だったけど、総じてめっちゃダイナミックだった。
強めの音の時は腰を浮かせぎみで、まさに渾身。
すっごい迫力
リストが激しい演奏でピアノを壊したって、こんな感じ?って思ったくらい。
でももちろん弱い音は、それはそれは優しく温かい、語りかけるような音
エチュード作品10は、CDで辻井さんの演奏を良く聴いてるけど、例えばOp.10-1 pf.だったら左手がより力強かった。ちなみに右手は音が鍵盤の上で踊ってるような舞ってるような感じだったなー。
とにかく全体的にダイナミック力強さが増し増しだった。
あと調律の関係なのか辻井さんの変化なのか、全体的にちょっぴり哀愁を感じる音色に聴こえたなぁ。
キラキラ感は抑え気味で、バレンボイム氏のように蝶が舞ってるかのごとくに、軽やかでエレガントだったなー。
でもほんと、よくあんなに指が動くよね。
それだけじゃなく1つ1つの音がはっきりくっきりしてるし力強いし均一だし、力強いのにカドがなくて耳障りがいいし、いったい指の筋肉どうなってるんだろう。
私は最初からアドレナリン出まくりで、心臓の鼓動が早くなって、ドキドキが止まらなかった。
静かめの曲の時はしっとりと聴いたけど、激しい曲の時は気持ちの高揚もマックスになって、終わったあとは「ひゃーっ、ブラボーッ!」「きゃーっ!ブラボーッ!」「ブラビッシモッ!」と心の中で叫んでましたよっ。
プログラムの最後の曲が終わったあと、私の近くの席の方は思わず小さい声で「うわあっ!」って叫んでたけど、分かるわー。私も心の中で「うわあっ!」だったよ。
アンコールも2回も弾いてくれて最高ー
(2曲目は分かんなかったからブロ友さん(kohさん)の記事から拝借させていただきました。)
<アンコール>
シューマン:トロイメライ
モシュコフスキー:火花
ゆったりな曲のあとに超忙しい曲と、アンコールもバラエティに富んでて、ありがとうです。
19時開演で20分の休憩をはさんで、プログラムの終演は20時40分。アンコールを入れて20時50分終了。
でも私にとってはアンコールなしの段階で、もうたっぷり2時間聴いたような、そんな濃い演奏だった。
フジコ・ヘミングさんの魂のカンパネラじゃないけど、魂のショパンだったよ。
やっぱり辻井さんの演奏は刺激的でいい。うっとりやドキドキが存分に味わえる。
(チケットの値段、コロナ禍が終わっても高いままなんだろうか?それでも行くだろうけど。。。)
辻井さーーーん!素晴らしいひと時を有難うっ


辻井さんの演奏を生で聴くのは久しぶり。
前から2列目の辻井さんの真ん前、前の席の方がそんなに座高が高くない方で良かった。
めっちゃ良く見えた

登場してお辞儀した辻井さんは、とっても嬉しそうな笑顔を見せてくれた。そして演奏中も、途中のお辞儀のたびに最後にちょっと上を向いて「やったぞ」って感じの極上の笑顔

なんかその笑顔を見るだけで、こっちまで幸せな気分になってしまう。
演奏は、最初の1音を聞いた途端に「うわ~、深い音」とのっけからグッと心を掴まれた。
約半分は聴いた事ない曲だったけど、総じてめっちゃダイナミックだった。
強めの音の時は腰を浮かせぎみで、まさに渾身。
すっごい迫力

リストが激しい演奏でピアノを壊したって、こんな感じ?って思ったくらい。
でももちろん弱い音は、それはそれは優しく温かい、語りかけるような音
エチュード作品10は、CDで辻井さんの演奏を良く聴いてるけど、例えばOp.10-1 pf.だったら左手がより力強かった。ちなみに右手は音が鍵盤の上で踊ってるような舞ってるような感じだったなー。
とにかく全体的にダイナミック力強さが増し増しだった。
あと調律の関係なのか辻井さんの変化なのか、全体的にちょっぴり哀愁を感じる音色に聴こえたなぁ。
キラキラ感は抑え気味で、バレンボイム氏のように蝶が舞ってるかのごとくに、軽やかでエレガントだったなー。
でもほんと、よくあんなに指が動くよね。
それだけじゃなく1つ1つの音がはっきりくっきりしてるし力強いし均一だし、力強いのにカドがなくて耳障りがいいし、いったい指の筋肉どうなってるんだろう。
私は最初からアドレナリン出まくりで、心臓の鼓動が早くなって、ドキドキが止まらなかった。
静かめの曲の時はしっとりと聴いたけど、激しい曲の時は気持ちの高揚もマックスになって、終わったあとは「ひゃーっ、ブラボーッ!」「きゃーっ!ブラボーッ!」「ブラビッシモッ!」と心の中で叫んでましたよっ。
プログラムの最後の曲が終わったあと、私の近くの席の方は思わず小さい声で「うわあっ!」って叫んでたけど、分かるわー。私も心の中で「うわあっ!」だったよ。
アンコールも2回も弾いてくれて最高ー

(2曲目は分かんなかったからブロ友さん(kohさん)の記事から拝借させていただきました。)
<アンコール>
シューマン:トロイメライ
モシュコフスキー:火花
ゆったりな曲のあとに超忙しい曲と、アンコールもバラエティに富んでて、ありがとうです。
19時開演で20分の休憩をはさんで、プログラムの終演は20時40分。アンコールを入れて20時50分終了。
でも私にとってはアンコールなしの段階で、もうたっぷり2時間聴いたような、そんな濃い演奏だった。
フジコ・ヘミングさんの魂のカンパネラじゃないけど、魂のショパンだったよ。
やっぱり辻井さんの演奏は刺激的でいい。うっとりやドキドキが存分に味わえる。
(チケットの値段、コロナ禍が終わっても高いままなんだろうか?それでも行くだろうけど。。。)
辻井さーーーん!素晴らしいひと時を有難うっ
