『納涼 茂山狂言祭 2021』のため、大阪の大槻能楽堂へ。
地下鉄の駅を出てすぐそこだったのに、こじゃれた外観だったから分かんなかったわ。
私が観たのは午前の部のみ。
どれも良かったわぁ。
曲(演目のこと)と配役がとてもマッチしてて。
初めに千之丞さんのお話がありました。
役者さんはどの方も、足先・手の指先まで神経が行き届いてる仕草で、男性でごつい方でも“素敵”と見とれてしまうんだけど、特に千之丞さんは、なんか艶っぽくていいのよねぇ。でも変に色気があるってのじゃなくて、年齢なりに爽やかで粋な感じで。
彼を見てると、自分のガサツさが身に染みて分かる~(汗)
最初のお話は、あらすじをざっと説明する場合が多いんだけど、今回は「それはパンフレットに書いてあるので、どうしても知っておきたい方は、私がしゃべってる間に読んで下さい」と言われ、その他の面から曲の魅力を語ってくれました。
この人はこの役をもう何回もしてて、この役と言えばこの人、「出てくるだけど面白い」などなど。
この最初のお話も、とても参考になって良かったです。
他にも今回の公演は、実は昨年出来なかったものを今年やっとやれたという事も。
なので中身はそのままらしい。
そして内容は、皆さんからのリクエストによって構成されてるんだけど、必ずしも人気1番の物が選ばれてるわけではないという事。ではどうやって選んでいるかというと、千之丞さんのお父様、あきらさんの気分?なんだって(笑)。先代の千之丞さんがご存命の時は、やはり彼の気持ちで選んでいたらしい。
リクエストは曲に対してだけでなくて、この配役にこの人を、というのもあるみたい。
私も来年の分、出そうっと。(午後の部に観たいのがあったから、それを来年も~と)
最初の「濯ぎ川」は、ほんとにドタバタ劇で、配役もピッタリな感じで、とても楽しめました。
丸石さんの姑、う、上手い上手すぎる。ほんとに出てきただけで笑えた。
茂さんの女も最高で、あきらさんの男も似合ってるー。
ほんと最高
そして「月見座頭」。
これは喜劇じゃないんだけど、1度観てみたいと思ってたので嬉しかったです。人間の善と悪の部分を描いた、しっとりとした作品でした。
七五三さんの座頭も息子の宗彦(もとひこ)さんの上京(かみぎょう)の男も、とても役にマッチしてて。又同じ配役で観てみたいなぁ。
1つ残念だったのが、この曲が始まる前の事なんだけど、正面のブロックにメチャクチャしゃべりまくっていた女性3人組がいてね。「うるさいなぁ」と思ってたんだけど、まさかの幕から“座頭”が静かに登場し始めても、それにさえ気付かず、まだしゃべってたんですよ前の席の女性が注意して話しは止めたけど、この人達、いったい何しに来てるんだか。しゃべりたいなら喫茶店にでも行けや
と、ちょっとイラッときたけど、休憩をはさんで最後の「神鳴」。
これは私の好きなヤツ何も考えずに、頭を空っぽにして楽しめる
神鳴が、おちゃめでかわいいのよね。
千之丞さんの神鳴は、軽快で良かったわ~。逸平さんは、ほんとシブいしゃべり方で、存在感があるんだよなぁ。良かったなぁ。
今日の、どれも良かったなぁ。
でも朝早くから出てきたから、たまにちょっと眠くなっちゃって(地方はツラいよ)
もう一遍クリアな頭で観たいなぁ。配信してくれないかなぁ。
曲が終わると最後に歌で締め。
この歌が、これまた私は大好きなんですね~。
かっこいいんですよ
茂山千五郎家はコロナ禍になって、割と頻繁にYouTube配信をして下さってるのですが、私はこの最後の歌だけ何回か繰り返して聴いちゃうのよね
今大阪は再び感染者が増えてるからか、この日は5割くらいの入りでした、、、
仕方ないけど、寂しいけど、千五郎家の皆さん何とかコロナ禍を乗り切って欲しいです。
私は感染防止を徹底した上で観に行く事で、文化芸術の存続に少~しでも貢献出来ればと思います。
地下鉄の駅を出てすぐそこだったのに、こじゃれた外観だったから分かんなかったわ。
私が観たのは午前の部のみ。
どれも良かったわぁ。
曲(演目のこと)と配役がとてもマッチしてて。
初めに千之丞さんのお話がありました。
役者さんはどの方も、足先・手の指先まで神経が行き届いてる仕草で、男性でごつい方でも“素敵”と見とれてしまうんだけど、特に千之丞さんは、なんか艶っぽくていいのよねぇ。でも変に色気があるってのじゃなくて、年齢なりに爽やかで粋な感じで。
彼を見てると、自分のガサツさが身に染みて分かる~(汗)
最初のお話は、あらすじをざっと説明する場合が多いんだけど、今回は「それはパンフレットに書いてあるので、どうしても知っておきたい方は、私がしゃべってる間に読んで下さい」と言われ、その他の面から曲の魅力を語ってくれました。
この人はこの役をもう何回もしてて、この役と言えばこの人、「出てくるだけど面白い」などなど。
この最初のお話も、とても参考になって良かったです。
他にも今回の公演は、実は昨年出来なかったものを今年やっとやれたという事も。
なので中身はそのままらしい。
そして内容は、皆さんからのリクエストによって構成されてるんだけど、必ずしも人気1番の物が選ばれてるわけではないという事。ではどうやって選んでいるかというと、千之丞さんのお父様、あきらさんの気分?なんだって(笑)。先代の千之丞さんがご存命の時は、やはり彼の気持ちで選んでいたらしい。
リクエストは曲に対してだけでなくて、この配役にこの人を、というのもあるみたい。
私も来年の分、出そうっと。(午後の部に観たいのがあったから、それを来年も~と)
最初の「濯ぎ川」は、ほんとにドタバタ劇で、配役もピッタリな感じで、とても楽しめました。
丸石さんの姑、う、上手い上手すぎる。ほんとに出てきただけで笑えた。
茂さんの女も最高で、あきらさんの男も似合ってるー。
ほんと最高
そして「月見座頭」。
これは喜劇じゃないんだけど、1度観てみたいと思ってたので嬉しかったです。人間の善と悪の部分を描いた、しっとりとした作品でした。
七五三さんの座頭も息子の宗彦(もとひこ)さんの上京(かみぎょう)の男も、とても役にマッチしてて。又同じ配役で観てみたいなぁ。
1つ残念だったのが、この曲が始まる前の事なんだけど、正面のブロックにメチャクチャしゃべりまくっていた女性3人組がいてね。「うるさいなぁ」と思ってたんだけど、まさかの幕から“座頭”が静かに登場し始めても、それにさえ気付かず、まだしゃべってたんですよ前の席の女性が注意して話しは止めたけど、この人達、いったい何しに来てるんだか。しゃべりたいなら喫茶店にでも行けや
と、ちょっとイラッときたけど、休憩をはさんで最後の「神鳴」。
これは私の好きなヤツ何も考えずに、頭を空っぽにして楽しめる
神鳴が、おちゃめでかわいいのよね。
千之丞さんの神鳴は、軽快で良かったわ~。逸平さんは、ほんとシブいしゃべり方で、存在感があるんだよなぁ。良かったなぁ。
今日の、どれも良かったなぁ。
でも朝早くから出てきたから、たまにちょっと眠くなっちゃって(地方はツラいよ)
もう一遍クリアな頭で観たいなぁ。配信してくれないかなぁ。
曲が終わると最後に歌で締め。
この歌が、これまた私は大好きなんですね~。
かっこいいんですよ
茂山千五郎家はコロナ禍になって、割と頻繁にYouTube配信をして下さってるのですが、私はこの最後の歌だけ何回か繰り返して聴いちゃうのよね
今大阪は再び感染者が増えてるからか、この日は5割くらいの入りでした、、、
仕方ないけど、寂しいけど、千五郎家の皆さん何とかコロナ禍を乗り切って欲しいです。
私は感染防止を徹底した上で観に行く事で、文化芸術の存続に少~しでも貢献出来ればと思います。