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 柿ぴーのつれづれ日記

食べるの大好き,旅行大好き,お菓子作り大好きな柿ぴーの日記(-△ー)ノ

辻󠄀井伸行×三浦文彰 究極の協奏曲コンサート

2022年04月02日 | コンサート・観劇など
『辻󠄀井伸行×三浦文彰 究極の協奏曲コンサート』のため、香川県高松市のレクザムホールへ。
指揮者はニール・トムソン氏から沼尻竜典氏に変更。





2人の演奏は3/21に兵庫県立芸術文化センターでも聴いたけど、オケが読響という違いがあるので楽しみ

先月の兵庫公演では三浦さんとオケの演奏に震えたので、今回もそれはめちゃ楽しみにしてた。辻井さんのラフマニノフも、3/20に大阪で聴いた時はちょっとオケとしっくりした感じがしなかった(私的に)ので、それも今回はどうなのか楽しみにしてた。

そしてその楽しみは、斜め上行くくらい良い方に裏切られた。
もう“最っ高”だった

最初はヴァイオリン協奏曲から。

ホールが音楽ホールというより、ちょっといい市民会館みたいな感じだったので“響きがどうなのかな”と思ったけど、読響の音は良く響く~。そしてオケに続いて始まった三浦さんの演奏は、やっぱりとっても優しく心にしみる演奏。聴き入るわ~~~ 
もう出だしの時点で“来て良かったーーーっ”と思ったわ
私はヴァイオリンの高音が「キーッ」って感じで苦手な時があるんだけど、三浦さんの演奏はそういうのもなく安心して聴けたし。三浦さんの消え入るような高音にオケがかぶさっていくところなんか、ゾクッとして鳥肌立つくらい良かったなぁ。
優しく情感のある演奏に、今回も又時々ウルッとなったわ。
演奏が終わった後は立って拍手したかったけど、ちょっと勇気がなかったので、座ったまま目一杯拍手しましたよ。

指揮者の沼尻さんは初めてだけど、三浦さんに目が釘付けであまり見てなかった。。。でも時折拝見すると、スクッと地に足がついた立ち姿が印象的だった。

休憩後は辻井さんの番。読響との演奏はどんな感じなのだろう。

色々想像しながら耳を澄ませて待ってたけど、ピアノの出だしは柔らかい音色で始まった。“おや?”と思うくらいカドのない柔らかさ。4回目の鐘くらいから徐々に音に重さが増してきて、低い鐘の音が“ビーーン”と響くようになり、最後の方はもうめちゃくちゃ重厚感ある~~。からのオケが重なってきて、きゃ~~~、めちゃくちゃかっこいーーーーーっっっ最っ高----っ
おーーーーーーーーっっっ、うおーーーーーーっっっ、と心の中で叫びまくった(笑)

もう、ほんとめっちゃかっこいい 辻井さん大っ人---っ(って、そりゃそういう年齢だけどさ)。
今回は辻井さんもオケも大迫力で、かっこ良かったわーもちろん迫力ばかりじゃなくて、しっとりとした美しい旋律にうっとりもしましたし
いやー、大満足っ

三浦さんも辻井さんもオケと共に情感溢れる演奏で、本当にうっとりとさせてくれたなぁ。若い方がこうやってどんどん進化していくのって、なんか見ててとってもいい気分になる。

三浦さんと辻井さんの2人でアンコールもありまして、真田丸のテーマ曲ございました。息もぴったりで、大変素敵な演奏でございました

あー、今日は本当に来て良かった
コメント
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