柿ぴーのつれづれ日記

食べるの大好き,旅行大好き,お菓子作り大好きな柿ぴーの日記(-△ー)ノ

ラフマニノフ&サン=サーンス 第3番

2019年03月21日 | コンサート・観劇など
『ラフマニノフ&サン=サーンス 第3番』のため大阪のザ・シンフォニーホールへ。



ラフマニノフのピアノ協奏曲は佐渡×反田の記憶が新しく、しかもオーケストラは同じ日本センチュリーなので楽しみ
パイプオルガンも、ちゃんと聞いた事ないし
奏者はバッハ国際コンクールのオルガン部門で優勝した冨田一樹さんだし

まずは指揮者の飯森範親さんのプレトーク。
佐渡さんも言ってたけど、飯森さんもラフマニノフの3番はオーケストラにとってすごく難しい曲だとおっしゃった。
上原さんは熟知していて、オーケストラとの掛け合いもいいと。
サン=サーンスは1曲目の終わりのパイプオルガンとオケとの盛り上がりがすごいとか、トロンボーンの
音は天の審判の場面で出てくるけど、この曲にも出てくるとか、天の審判は怖くないんだよ、という曲であるとか。

なるほどーーー、なのである。

だけど、コンチェルトが始まってから気が付いた。
何気に選んだ席がマズかった。
ピアノの蓋のすぐ前で、しかも4列目。
なので、はっきり言って、コンチェルトなのにほとんどピアノの音しか聴こえなかった
こ、これは、、、、、
ちょっと、もったいなかった、、、、

でも、上原さんのピアノはもちろんとても上手いし、緩急の付け方や間の取り方が妙な感じじゃなくて、とてもとてもとーーーーっても良かったので、コンチェルトとしてではないけど、ちゃんとずっと聴けたんだけどね。

上原さんは、音楽に身を任せるような感じで弾いてらっしゃった。
でも常にオーケストラの事は意識していて、ほぼピアノの音しか聴こえなかったけど、かすかに聴こえる他の楽器との調和はすごく感じられた。
なので、ほんとにもったいなかったなー。
もうちょっと、ちゃんと全体が聴こえる席で聴いてみたかった

反田さんのももちろん良かったけど、上原さんのはもっとこう自然な感じと言ったらいいかな。
かと言って決して平凡じゃないし。
いつか絶対彼女のコンチェルトをリベンジで聴きに行くぞ

サン=サーンスの交響曲第3番は初だったけど、とても厳かな気分になる曲だった。
事前説明で最後の審判の話を聞いたからかな。
でも、ほんとに、「死」とか「あの世」を連想させるなーとか、マーラーのアダージェットに雰囲気が似ているー(テレビで2回聴いただけだけど)、などと思いながら聴いた。
何か宗教的な雰囲気。
が、ちょっと間があいて後半部分が始まる直前、飯森さんが戦闘態勢みたいな姿勢になったかと思いきや、打って変わって迫力のある旋律
びっくりでございました。

演奏が終わったあと、ほぼ満席の会場は拍手でいっぱいだったのですが、飯森さんが「せっかく、パイプオルガンも加わって、こういう雰囲気で終わったので我々がアンコールというのは」と言われ、冨田さんによるパイプオルガンのアンコールとなりました。

これは、私にとっては嬉しかった

パイプオルガン、一度コンサートに行ってみたいと思ってはいた。
でも、いつも夏の夜にあるので、豪雨が心配だし夜だしで、なかなかチケット取るに至らなかったので。

初めてちゃんと聴いた。
もっと単純な音のイメージだったけど、全然違ってて、冨田さんの指どーなってるんだろ?と、その音の複雑さに驚いた。
と同時に、バッハって今までピンとこなかったけど、「いいなぁ」と

パイプオルガンのコンサート、行ってみようかな。

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