晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
※文章や写真の無断転載は禁止!

「斎王の宮」の『ラウンジ 千夜』

2009年11月14日 | 「斎王の宮」試泊体験記
その11の続き。


夕食をいただいた「炭火ダイニング 聖火」の隣りに「ラウンジ 千夜」というスペースがあります。



窓側に御簾っぽい飾り(?)があります。
こちらでもゆったりと過ごせそうですね。








私たちが訪ねたときは、和風雑貨や小物などが展示されていましたが、今後、「斎王」「斎宮」に関する資料を置かれるご予定だそうです。

また「斎王の宮」を訪ねる楽しみが増えました♪



閑話休題。

ホテル内の移動で貴重品をどうするか?って乙女は気になりますよね。

↓「斎王の宮」では、お風呂用にこんな手提げカゴをご用意くださっています。


もともと本館「千の杜」の大浴場へ行くために用意されているのですが、私たちは食事のときや館内の散歩のときに貴重品を入れて出歩いていました。
軽くてカワイイ。


中は巾着袋になっているので、カゴの中身は見えず安心。




ラウンジを出たところで、思いがけない出会いが

webサイト『うたかた びと』のsiroさんにお会いしたのでした。

お互いに、「斎王の宮」ブロガー無料試泊体験に応募したことも、当選したことも知らなかったので、ただもう、びっくり!!

しかもsiroさんが宿泊されているお部屋は、私たちのお隣のお部屋だったのでした。

通常のホテルに泊まっても、隣りの部屋に泊まっている方とまったく顔を合わせないことも多いですのに、館内でお目にかかれて嬉しかったです。

こんな偶然ってあるんですね。

お隣同士のお部屋でしたが、siroさんが宿泊されたお部屋と私たちが泊まったお部屋とでは内装に若干の違いがあって面白く思いました。


その13へ続く

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【夕食】浜焼料理「倭姫(やまとひめ)」:強肴~水菓子

2009年11月14日 | 「斎王の宮」試泊体験記
その10の続き。


それでは
伊勢産の特選料理の登場です!




強肴:伊勢産の特選料理
浜焼料理では、特別料理三品の中からお好きな二品をプラスできたのでした。

・伊勢海老(半身)
・松阪牛(50g)
・鮑とサザエ(各一ケ)

わたし…「松阪牛」と「鮑とサザエ」をチョイス。
友人……「伊勢海老」と「松阪牛」をチョイス。


かわいそうですが、焼いちゃいます♪
まずは海鮮から。



鮑が苦しそうにもがいていました。
サザエから泡がぶくぶく出ていました。
早く彼らを楽にしてあげたい。=早く食べたい。




上手に焼けましたー!

鮑は刺身なら何度も食べたことがありますが、炭火焼で食べるのは初めてでした。
しかも1個丸ごと食べられるなんて♪

サザエも鮑もおいしかったですーーー!!!





そしてそして、松阪牛 投入です。
食べる直前の写真を撮り忘れたのですが、本当に美味しい牛肉って大きさなんて関係ないのですね。

お口に入れると、肉汁がじゅわー。
ジューシーなのでございます。
とろけちゃいそう。。。

快・感・・・。


友達の「伊勢海老」も少し食べさせていただきましたが、こちらもGOODでした。

別オーダーした熱燗がうまーい♪


お食事をいただいた私たちの席から見えた景色などご紹介します。


私の後ろには御簾(みす)っぽい仕切りがあったのでした。



友達の後ろにも同じように御簾っぽい仕切りがあります。
お隣でお食事されている方々の輪郭がぼんやり透けて見えるので上部だけ撮影しました。



視線を右側に移すと座椅子に座るタイプのお部屋が見えました。
私たちはテーブル席の椅子に向かい合って座っていました。



席の窓からは石庭が見えました。
素敵。


↓お料理に戻りまーす。



止椀:焼茄子赤出汁
香物:五種盛

こちらでは、赤出汁の中に焼茄子を入れるのだそうです。
地域性があっていいですね。
美味しくいただきました。

白御飯もいただけたのですが、私たちはすでにおなかいっぱいでご遠慮してしまいました。すみません。




水菓子:季節物

ゼリーとメロンと巨峰です。
おなかいっぱいだと思ったのに、デザートはしっかりおなかに入ってしまいました。(笑)

ごちそうさまでした。

ここで、料理長様がご挨拶にお見えになられました。
すべてどれも美味しかったです。大満足です。
ありがとうございました。

夜食にどうぞ、と「さんま寿司」をいただきました。



玉手箱みたい・・・。(笑)



その12へ続く。

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【夕食】浜焼料理「倭姫(やまとひめ)」:食前酒~油物

2009年11月13日 | 「斎王の宮」試泊体験記
その9の続き。

※夕食は“会席料理”と“浜焼料理”のコースから事前に選択し、お伝えしていました。
私たちは“浜焼料理”をいただきました。

エレベーターで1階に降りて、「ラウンジ千夜」を通り抜け、「炭火ダイニング 聖火」へ。



「聖火」は「ひじりび」とよみます。



↑画像をクリック!!大きなサイズの画像でご覧いただけます。

コース名は「倭姫(やまとひめ)」

 倭姫とは
 ・Wikipedia⇒倭姫命(やまとひめのみこと)
 ・伊勢神宮公式サイト⇒倭姫宮(やまとひめのみや)


席にはお料理が数品セッティングしてありました。
前菜は、イチョウの形をした黒いお皿の上に置かれていることも要チェックです。




テーブル上のろうそくに明かりが灯ります。
紅葉が浮かび上がる仕掛け(?)となっています。ロマンチック~♪


スタッフさんの
「お飲み物はいかがいたしましょうか。」
との優しい問いに

「熱燗、お願いします
と答えるわたくしでした。
(だって日本酒と合いそうだと思ったんですもの~~~。実際にお料理とよく合いました。




食前酒 :梅酒

あっさりとして美味しい梅酒でした。
コースターが金色!




御凌ぎ :栗おこわ

秋らしいですね。
おこわ、大好きです。




先付  :伊勢産の平目菊花和へ

最初、平目だと気づかなかったのですが、とにかく美味しかったです。
食べ終わったあと、献立表をみて「平目」だと気づいたのでした。




前菜  :秋の吹き寄せ

・紅葉長芋
・栗渋皮煮
・松葉牛蒡
・月冠里芋
・銀杏塩焼き
・いちょう百合根
・柿玉子
・子持鮎甘露煮




前菜  :秋の吹き寄せ
・滑子ずんだ和へ





御造里 :季節物あいらへ一式

みる貝が入っていました。
貝類好きなので嬉しかったです。

福岡に住んでいる私たちは、新鮮な刺身を食べる機会も多いわけですが、伊勢のお刺身も素晴らしい!!




酢物  :完熟トマトサラダ

このトマト、本当にすっごく美味しかったです
トマトってこんなに美味しかったんだ~って思いました。




油物  :天婦羅

・海老
・伊良湖の鱚
・野菜


天ぷらもさくっとしていて美味しかったです。
海老と鱚が格別。



お次は、伊勢産のアレやコレが登場!!

その11


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お部屋『幸菱』:天蓋ベッドルーム

2009年11月12日 | 「斎王の宮」試泊体験記
その8の続き。

「斎王の宮」で宿泊したお部屋『幸菱(さいわいびし)』の天蓋ベッドルームです。



フラッシュなしで撮影。正面から。



和室側からフラッシュなしで撮影。



ほぼ同位置からフラッシュをつけて撮影。
フラッシュの有無で雰囲気も多少異なります。

カーテン(?)の透け感がたまりません。




テーブルと同じ布地が使われています。




カーテン(?)をまとめている組紐がまた素敵なんですよー!




同じくカーテン(?)をまとめている組紐を別角度から。
ふっさふさ~。


↓洋室側から天蓋ベッドルームを見上げて覗くとこんな感じです。




*☆*―――――――――――――――――――――――――――*☆*

天蓋ベッドルームって、御帳台(みちょうだい)をモデルにされているのでしょうね。


↑画像をクリックすると大きなサイズでご覧になれます。

*「斎宮歴史博物館」で撮影。

*☆*―――――――――――――――――――――――――――*☆*


それでは時間になりましたので、夕食をいただきに1階のレストランへ降ります。

その10に続く。


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お部屋『幸菱』:和室

2009年11月11日 | 「斎王の宮」試泊体験記
その7の続き。

「斎王の宮」で宿泊したお部屋『幸菱(さいわいびし)』の和室です。
天井の照明には和紙が使われていました。やさしい明かりです。




赤系と白でまとめられた(?)素敵なお和室です。
私の実家にはソファーがないので和室のほうが落ち着いたりします。(←ものすっごい庶民)
座椅子のクッションもふかふかで座り心地よかったですよー。




4人座れるテーブルです。
「斎王の宮」では1室 最大で4名まで泊まれます。

4人利用の場合は、2人は天蓋ベッド・2人は和室に布団で眠るのでしょうね。
(天蓋ベッドが取り合いにならないかしら。/笑)




左の扉内がクローゼットになっていて、ハンガーも数本あり上着をかけることができます。
三面鏡が置いてあったり、チェックイン時に1階で選んだ浴衣なども運んでくださっています。

下段には貴重品を入れる金庫がありました。

右側の押入れには布団が入っています☆




床の間にはお部屋の名前にちなんで『幸菱』の文様が飾られています。
お花も生けてあります。




『幸菱(さいわいびし)』の文様。

この幸菱文は、帰宅後、調べて知ったのですが、現代の幸菱よりも平安時代に近い形なのだそうです。
鶴岡八幡宮の御神服の単(淡香地幸菱文綾織)が有名。

詳細な写真はありませんが淡香地幸菱文綾織(うすこうじさいわいびしもんあやおり)の解説文を拝読できます。
『鶴岡八幡宮』公式サイト宝物国宝 御神服




床の間のお花
女性らしい可愛い感じ。




テーブルの上には白い香炉(お香は入っていませんでした)が置かれていました。




床の間を背に、撮影♪
黒塗りの木で作られた戸は閉めることも可能です。
閉めたところの写真を撮り忘れました。




あたたかいお茶でほっと一息。

お茶はお茶缶に茶葉が入っていたので、急須を使って何度でも飲み放題♪(笑)
ビジネスホテルのようなティーバックではないところが嬉しい小市民です。


その9へ続く。

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