晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
※文章や写真の無断転載は禁止!

【本】 「歴史家の案内する京都」(仁木宏・山田邦和 編著)

2016年05月09日 | 本・漫画
 京都の歴史に関する本のご紹介です。

山田邦和先生ご夫妻からご本を頂戴しました。
刊行おめでとうございます。


「歴史家の案内する京都」(仁木宏・山田邦和 編著)



5月11日(水)発売予定。定価 1800円+税。

 ※文理閣
 ⇒ http://bunrikaku.com/
 ⇒ http://bunrikaku.com/book1/book1-790.html

 ※山田邦和先生 ブログ「平安京閑話」
 ⇒ http://heike.cocolog-nifty.com/kanwa/
 ⇒ http://heike.cocolog-nifty.com/kanwa/2016/05/post-d7d6.html


<目次>

【平安遷都以前】
1 太秦・嵯峨野の古墳群
2 長岡京

【平安・院政・鎌倉時代】
3 平安宮
4 京都周辺の山林寺院
5 検非違使の活躍
6 鳥羽殿
7 白河
8 別業都市宇治
9 法住寺殿
10六波羅
11西八条・七条町
12清水坂と鳥部野

【室町・戦国時代】
13中世都市嵯峨
14『洛中洛外図屏風』の上京
15戦国時代の下京
16祇園祭
17山科本願寺・寺内町
18洛東の山城遺構
19大山崎
20石清水八幡宮と八幡

【近世・近代】
21聚楽第
22御土居堀
23大仏と豊国社
24伏見城
25二条城
26京都御所
27近代における豊臣秀吉の顕彰地


実際にその土地を歩いているかのような
臨場感を味わえる一冊です。

かつて歩いたことがある土地でも
新鮮な発見があり嬉しいですね。

この本を片手に京都歩きを楽しみたいです!



 Amazonの商品ページへのリンクはこちら。

 歴史家の案内する京都





⇒ webサイト『花橘亭~なぎの旅行記~』
⇒ webサイト『花橘亭~源氏物語を楽しむ~』
⇒ Twitter
⇒ Instagram




<コメントをくださる方は掲示板へ。>

 web拍手ボタン

☆チェック!:Amazon/源氏物語の関連本

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【本】 「平安朝の文学と装束」 (著:畠山 大二郎 )

2016年04月28日 | 本・漫画
 源氏物語に関する本です。

2016年3月に発売された本
「平安朝の文学と装束」を買いました。


函から取り出したところ。
表紙も素敵です!!

Amazonでの内容紹介
平安文学に描かれる装束のあり方を通して、周辺文化をも見つめなおす。
当時の装束はどのような形状をしていたのか、従来を覆す復元を試みつつその機能を考察し、また文学における装束表現から当時の人々の認識や生活を考察する。
付録として、手触りや見た目を知ることができる、実際の生地を貼り付けた「装束生地見本」を封入。






初版に封入されている「装束生地見本」。
手作業で切り貼りされたそうです。
装束生地を見て触れてめくって、楽しいですよ。


目次を見て改めて気になる事柄ばかりで嬉しいです。

目次
凡例
 序
 第一編 文学作品の中の装束表現
 第一章 『落窪物語』の「裁つ」―落窪の君の裁断行為を中心として―
 第二章 『源氏物語』の「中の衣」と「綻び」―「紅葉賀」巻を中心として―
 第三章 『源氏物語』の「ひきつくろふ」直衣姿―「松風」巻における光源氏の装束表現を中心として―
 第四章 『源氏物語』の「衣の裾を引きならいたまふ」―「少女」巻における夕霧の懸想を中心として―
 第五章 『源氏物語』の被け物―「若菜上」巻における「女の装束に細長添へて」を中心として―
 第二編 装束の実態と表現
 第一章 『源氏物語』の「端袖」―「綻び」「ゆだち」を中心として―
 第二章 『源氏物語』の「扇」―朧月夜の扇を中心として―
 第三章 『源氏物語』の「細長」―玉鬘の装束表現を中心として―
 第四章 『源氏物語』の「柳の織物」―「若菜下」巻における明石の君の装束表現を中心として―
 第五章 平安文学の「織物」―『狭衣物語』を中心として―
 第六章 平安文学の裳の種類―「薄色の裳」を中心として―
 第三編 日本文化としての装束表現
 第一章 平安時代中期から後期における装束の復元―形状と寸法の問題を中心として―
 第二章 『紫式部日記』の「小袿」―二の宮の御五十日を中心として―
 第三章 『紫式部日記』の「無紋の青色に桜の唐衣」―三重襲と無紋綾織組織の問題を中心として―
 第四章 國學院大學図書館蔵『住吉物語』絵の装束表現―嵯峨野の野遊びの場面を中心として―
 結
 初出・原題一覧
 あとがき
 索引




取り急ぎ、
第三章『源氏物語』の「細長」-玉鬘の装束表現を中心としてー を読みました。
ネタバレになるのはどうかと思うので詳細には触れませんが、
私にとって今まで気づかなかったことなので目から鱗が落ちる思いがしました。


私のような素人で装束に興味がある人間であっても、
読みやすい文体でよかったです。

ほかの章もじっくり読んでいきます。



 
 平安朝の文学と装束 (新典社研究叢書 282)



⇒ webサイト『花橘亭~なぎの旅行記~』
⇒ webサイト『花橘亭~源氏物語を楽しむ~』
⇒ Twitter
⇒ Instagram




<コメントをくださる方は掲示板へ。>

 web拍手ボタン

☆チェック!:Amazon/源氏物語の関連本 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【電子書籍】 「光源氏が愛した王朝ブランド品」(著:河添房江)2月18日から配信!

2016年02月18日 | 本・漫画
 源氏物語に関する電子書籍のご案内です。

2008年に発売された河添房江先生による
「光源氏が愛した王朝ブランド品」

 ※KADOKAWAの商品ページ
 ⇒ http://www.kadokawa.co.jp/product/200706000111/

“『源氏物語』をはじめ、王朝物語には唐物といわれる舶来ブランド品が登場し、
 荘厳な世界が展開され、人物の地位や性格によって巧みに使い分けられる。
 王朝の世界を彩る華麗なブランド品の世界を読み解く。





「光源氏が愛した王朝ブランド品」中国語版も発売されました!


中国語版は表紙・裏表紙も華やかです。



この度、2月18日から
電子書籍が配信開始されるそうです。
(以下のリンクはAmazon kindle)

 
 光源氏が愛した王朝ブランド品 (角川選書)



私が撮影した写真も数枚掲載していただいております。

注意:電子書籍では、口絵や一部の写真が未掲載となっているそうです。




繰り返し読んだ本なので思い入れがあります。
未読の方はこの機会に読んでみませんか?

 
 光源氏が愛した王朝ブランド品 (角川選書)





⇒ webサイト『花橘亭~なぎの旅行記~』
⇒ webサイト『花橘亭~源氏物語を楽しむ~』
⇒ Twitter
⇒ Instagram




<コメントをくださる方は掲示板へ。>

 web拍手ボタン

☆チェック!:Amazon/源氏物語の関連本

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【本】 NHK「100分de名著」ブックス 紫式部 源氏物語 (三田村雅子 著)発売!

2015年12月19日 | 本・漫画
 源氏物語に関する本の情報です。

NHKEテレで放送中の番組「100分de名著」。
2012年4月は紫式部の『源氏物語』が取り上げられました。

講師は、三田村雅子先生で
当時とても楽しく全4回の放送を拝見したのを覚えています。


この度、番組テキストの内容に加筆されて
NHK「100分de名著」ブックス 紫式部 源氏物語 が
12月26日に発売されるそうです。

 ※NHK出版
 ⇒ https://www.nhk-book.co.jp/shop/main.jsp?trxID=C0010101
 ⇒ https://www.nhk-book.co.jp/shop/main.jsp?trxID=C5010101&webCode=00816752015


想いは、伝わるか

 世界最古の長編小説で、その後の日本文学の流れを決定づけた『源氏物語』。
 表層と深層の両面から精緻に描かれた、愛と権力をめぐる人の欲望や因果は、優雅でありながら深く暗い影を落とす。
 いつの世も変わらぬ生の悲哀と葛藤を、尽きせぬ豊穣な物語世界から味わう。
 特別章「和歌でたどる源氏物語」収載。



 
 NHK「100分de名著」ブックス 紫式部 源氏物語



予約申し込みしました。
拝読できるのが楽しみです。




⇒ webサイト『花橘亭~なぎの旅行記~』
⇒ webサイト『花橘亭~源氏物語を楽しむ~』
⇒ Twitter
⇒ Instagram




<コメントをくださる方は掲示板へ。>

 web拍手ボタン

☆チェック!:Amazon/源氏物語の関連本

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【本】 徳川美術館の図録「国宝 源氏物語絵巻」と五島美術館の図録「国宝 源氏物語絵巻」

2015年12月11日 | 本・漫画
 源氏物語絵巻に関する図録のこと。

今月初めに
徳川美術館で特別展「国宝 源氏物語絵巻」を鑑賞して
同タイトルの図録を購入しました。



<目次> 

 図版

 国宝 源氏物語絵巻

 よみがえる源氏物語絵巻―平成復元模写―

 国宝源氏物語絵巻 模写の系譜

 源氏物語絵巻用語解説

 源氏物語絵巻主要登場人物略解

 国宝 源氏物語絵巻―これにこそ道々しく詳しきことはあらめ― 四辻秀紀
 国宝 源氏物語絵巻の伝来と摸本 江戸から昭和まで  吉川美穂
 
 国宝 源氏物語絵巻 作品リスト




源氏物語絵巻ファンとしては、2010年に五島美術館で行われた
特別展「国宝 源氏物語絵巻」の図録とも見比べてしまいます。
(2010年の実際の展示は見ていません、図録だけ入手しました。)


 
<目次>

 ・「源氏物語絵巻」現存一覧表
 ・『源氏物語』五十四帖と現存する「源氏物語絵巻」

 第一部 「源氏物語絵巻」のすべて

 第二部 「源氏物語絵巻」の鑑賞のために
  「国宝「源氏物語絵巻」について」 四辻秀紀
  「源氏物語絵巻の書」 名児耶 明
  「源氏物語絵巻」の絵と情景選択 稲本万里子
  『源氏物語』五十四帖のあらすじ 鷲頭 桂
  主な本書関連事項解説




どちらの美術館の図録も素晴らしいです!!
サイズはどちらもB4変形版なので本棚に並べやすいです。



強いていえば、このような感じでしょうか。

「国宝 源氏物語絵巻」と平成復元模写を比較したい⇒五島美術館の図録がオススメ。
図版を楽しんだあと、最新の研究成果を知りたい⇒徳川美術館の図録がオススメ。




 図録の購入方法。徳川美術館の場合。

徳川美術館のオンラインショップは現在、休業中です。
平成28年1月5日(火)12時に再開の予定だとか。

 ※徳川美術館 オンラインショップ
 ⇒ http://tokugawa.shop-pro.jp/




 図録の購入方法。五島美術館の場合。

五島美術館のミュージアムショップのページから購入可能です。

 ※五島美術館 オンラインショップ
 ⇒ http://www2.enekoshop.jp/shop/gotoh-museumshop/






⇒ webサイト『花橘亭~なぎの旅行記~』
⇒ webサイト『花橘亭~源氏物語を楽しむ~』
⇒ Twitter
⇒ Instagram




<コメントをくださる方は掲示板へ。>

 web拍手ボタン

☆チェック!:Amazon/源氏物語の関連本

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする