権現砦 - ごんげんとりで ー

自由人カメさんの日常

山本作兵衛

2011-07-28 21:29:10 | 日記
山本作兵衛(やまもとさくべい)今日のNHK・クローズアップ現代で世界遺産になったことを取り上げていました。私は下関勤務時代から何度も見てきました。何となく人の心をとらえる、ひょうひょうとした絵にとりこになりました。
福岡県田川市にある炭鉱博物館は何度も行きました。当時の炭鉱生活が再現されています。多くの家族は6畳と4畳半の2間の社宅。トイレも流しも共有です。
私の父も、炭鉱出稼ぎ者でした、出稼ぎ者はもちろん部屋など与えられません、大部屋で雑魚寝。父が言うには酒は自分が買ってきて布団の中に隠しておくこと。晩飯の前にコップで飲んで知らん顔して飯を食う。風呂は男も女も一緒。まっ黒けに汚れているのだからまず洗ってからでないと風呂には入らせてもらえんかった。などの話は聞いていました。
まさにその状態を絵にした人が「山本作兵衛」でした。かれも何の学問もない一炭坑夫でしたが水彩画で残した記憶が世界遺産・・・すごいことです。知っているだけに大喜びです。
余談ですが、「炭坑節」月が出た出た月が出たは三池炭鉱の歌になって歌になっていますが。原曲はこの田川市の歌「香春(かわら)岳から谷底見れば・・・」が原曲です。
このCDは買っています。



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