連れ合いとの気ままな写真日記
第22回土門拳文化賞奨励賞受賞 m
第26回土門拳文化賞奨励賞受賞」Y
霞んだ山並みに
日が落ちても大気が
昼間の熱気をまだ
しっかりと放さずにいる
どこまで行っても暑く
どこまで行っても細々と山道がある
歩くというだらだらとした行為を
どこで止めて引き返そうか・・
却って蒸し暑くなってきた
夕暮時、あの一本松のところまで
健気に咲いているあの向日葵のところまで
そうしてまただらだらと歩いて
日常の外れの目印を探している私がいる・・
m
脇道が好きだ。
幹線道路は車のための道、
早く真っ直ぐに目的地に向かう道。
わき見運転やノロノロ運転はできない。
しかし、脇道は生活道路。交通量が少ない分、
ふらふらとよそ見をしながらたどることができる。
そういう道で被写体と出会うと、ちょっと
得した気分になれる。
Y