昨日、新海裕幸さんの写真展「季節を数えて」を観に
大阪まで行ってきました。
今回はカラーでの40作品。色合いが抑えられた中で
赤や青の色調が効果的な作品が多く、折々に切り取られた
日々の断片が作者の今の暮らしぶりを物語っています。
飄々としていてシャッターチャンスを逃さないカメラワーク、
画面構成の巧みさ、滲み出てくるウイット。
隣のギャラりーと比べれば地味だけど、一枚一枚が見ごたえのある
作品群でした。会期は18日まで。是非足を運んでみてください。
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新海さんのカラー写真群を初めて見せてもらいました。
じっくりとした色合いの作品で、とてもいいと思いました。
何気ない日常の中からふとした空間や時間を切り取って
ひび淡々と過ぎていく暮らしというものが飾り気のない
アングルで撮影されているものばかりでした。
今・・とんでもない災害で暮らしがズタズタにされてしまった
現実を見ると、いかに普通の暮らしというものが大切な宝物だと
いうことがわかります。新海さんの作品には大切で掛け替えのないものばかりが
大きな新海流の精神のオブラートにくるまれてそこにありました。
たくさんの方にみていただきたいものです。
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