連れ合いとの気ままな写真日記
第22回土門拳文化賞奨励賞受賞 m
第26回土門拳文化賞奨励賞受賞」Y
風が通る・・
風の通り道を見つけました。
木々の隙間を抜けて・・
あの山の向こうまで・・
きらきらと輝き
透き通る羽根を交差させて
どこまでも・・
いつまでも・・
飛び続けて行きます。
Yが夢中で撮影していたトンボ!
私も撮りました。
m
日が落ちるのが本当に早くなった。
5時を過ぎるともう光の中にも
薄暗さが忍び寄ってくる。
西の空にはまだ太陽があるのだが、
光の当たらないところは、
すぐに闇の中に沈み込もうとする・・・
Y
旅館の前から更に
山道が奥に延びている。
この先に人家はなく、
だいぶ先に小池公園という
キャンプ場があり、
更に刈り込み池と
白山への登山道が
あるそうだ・・
夕食のころ、旅館の前の
広場の上の電灯が灯った。
しばらくすると
光に誘われた虫たちの
乱舞の場となった・・・
Y
互いに支えあいながら・・
歩調を合わせながら・・
その個性を競っていきます。
眺めれば、誰かに
そっと見守られ
大切にされて
心が通い合っていることに
気付きます・・
秋・小池公園にて・・ m
先週末、夏の名残に
福井県のH温泉に出かけた。
30年以上前に一度泊まったことがある
鄙びた一軒宿だ。
以前の記憶はほとんど無かったが
宿についてから日が暮れるまで
湯に行った以外は、
三階建ての窓から見える
白山に連なる峰と
蜻蛉ばかり見ていた・・・
Y
秋の日差しが長く伸びるように
なってきました。
そして、あっという間に
陽が落ちます。
暑くても秋なんですね!
この日は、韮の花が満開でした。
野菜の花も改めてみるときれいです。
花瓶に活けると、すぐに
だめになってしまう花なので
やはり、野に置く花なのでしょう。
黄花コスモスも農家の庭の一画を
さりげなく飾っていました。
m
旅の終わりは、いつも
一抹の寂しさと名残惜しさが
のこります。
私たちが、ここを去った後も
淡々と人々の暮らしは続き
山や川や自然が、美しく
いつまでも残っていきます・・と
昔は当たり前に思っていたけれど
それは、奇跡のような毎日なのですね!
平和であることの難しさを
この頃は、ずしりと感じます。
m
実家に向かう農道を走っていると
夏の名残のような白い雲が
白尾山の上に湧いていた。
180度向きを変えて
撮ったのが下の写真。
西山すなわち福井県境の山並みだ。
Y
田舎の隣家の奥さんが
更に隣の家の犬を連れて
散歩している。
その家の人が高齢で
犬を連れて出ることが
出来なくなったので、
代わりに運動させているのだ。
少し前まではまだ明るい時間帯
だったはずだが、今はすっかり暗くなって
車のライトに犬が浮かび上がった。
Y
天川の温泉街
お月様があまりにもきれいなので
そぞろ歩きです。
日常を少しだけ遠ざけて
思い思いの語らいのときです。
他愛もない会話に
自分でもびっくりするような
喜びが湧いてきて
静かな夜のどこか
心ざわめくひとときでした。
m