連れ合いとの気ままな写真日記
第22回土門拳文化賞奨励賞受賞 m
第26回土門拳文化賞奨励賞受賞」Y
なんとなくひっかかりを
覚える光景に出会いました。
せめぎ合う雑草を
堰き止めているガードレール。
窪みができて掘れ込んでしまった道を
セメントで補修した跡・・
どれも人が便宜上作ったものですが
ちゃんとアートに見えてしまいます・・
って・・私だけかしら?!
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平凡な日常が提灯を掲げるだけで
華やかなハレの日の色に変わる。
その鮮やかだが儚げな色彩は
行く夏をいとおしむ色だ。
今年の醒ケ井は暑かったが、
夕方の光はやはり夏の終わりのものだった。
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行く季節を惜しむ・・などと
感慨に浸れるような秋が
待ち遠しいこの頃です。
赤い提灯の色が、どこか懐かしく
ぎらぎらと白く輝く階段を
降りてくる少女の風景も
デジャブーのように
心をざわつかせます。
誰かがどこかでじっと・・
こちらを見ているような日でした。
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これは数年前の夏の終わり、
峠道の手前の一軒家の前を
通りかかると、
カーテンが気持ちよく膨れ上がっていた。
家の中を通り抜ける風、
まだ暑いが、風は秋のものだった・・・
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醒ヶ井の町は、
各地区ごとに出し物が拵えてあって
大抵は、昔話の一幕であったりしますが
手作りの人形がかわいらしいものです。
電気仕掛けで動く凝ったものもあります。
でも、それらはあまり興味を惹かず
町並に飾られた提灯や
深く入りこんだ夏の終わりの
日差しに気持ちが向きます。
町の人も自然で
日常の延長線上であることが伺えます。
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我が家の夏水仙と、
近くのお寺に通じる道に
垂れ下がっていた葛の花。
夏の終わりを告げる花たち。
何より
日の暮れるのが随分早くなった。
気温は高いままだが、
それが一番夏の終わりを
感じさせる・・・
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醒ヶ井の地蔵盆へ行きました。
ここは、西日がきつくて
ぎらぎらしていて
夏の暑さでバテている体には
今更ながら応えますが
光りの具合は、
街に飾られた赤い提灯などを
際だたせてくれます。
そして、影が生まれ・・
川には、梅花藻という花が
流れに任せて可憐に咲いていました。
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田舎への帰り道
ここには、大切な写友がいるのですが・・
大和の街道を通り抜けました。
駅前の広場はしっかり飾りつけができていて・・
それにしても、人通りは皆無です。
急に降り出して、どしゃぶりになる
厄介な雨のせいでしょうか!?
盂蘭盆のもの寂しい風情は
窓から垣間見えるテレビで
はてさて、壊れてしまったのか・・
増幅したのでしょうか・・
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ちょっと出かけることが多くて
久しぶりの更新です。
先日の朝、我が家の裏庭で
水を撒いていたら
角度によってきれいな二重の
虹ができたので、撮ってみたものです。
今日から9月なのに、
いつまでも猛暑と突然の雷雨、
蒸し暑さに参る日が続きます。
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