連れ合いとの気ままな写真日記
第22回土門拳文化賞奨励賞受賞 m
第26回土門拳文化賞奨励賞受賞」Y
こんな時期に空き地の一角に
でくの坊の案山子が立っていた。
一見長閑な光景なのだが、
今日の選挙の途中経過を見ながら
書いているせいか、
この手の指し示す先が、
なんだか日本の未来のとんでもない
方向を指し示しているような
気がしてならない・・・
Y
帰宅途中でこの松に出会った。
実は最近家まで歩いて帰ることが
時々あり、というより健康のための
ウォーキングを兼ねているのだ。
なるべく違う道を歩くようにしているので、
この道は初めてだった。
真っ赤に枯れた松が初冬の澄み切った
青空に映えていた。
立派な松だった。
痛々しいが、美しい松だった。
Y
早く雪の写真をアップしなければ
と思っているうちに・・
お天気が変わって
少し緩んできました。
これは、先日の大雪の夜です。
一切の物音が消えて
しんしんと雪が降り続いていきます。
どこかの工場の門灯が
白い空間を照らし出しています。
人っ子ひとりいない
静かな夜でした。
m
玄関はいわばその家の顔、
なのだが、住宅事情か、
結構いろんなものが置いてある。
あまりじろじろ見ているわけには
いかないので、パッと撮って
通り過ぎるが、その家の
〈匂い〉が面白い。
Y
再び雪の画像。
この前の日曜日のものだ。
雪が枝に乗り、風に舞い
また降り積もる。
一日中墨絵の世界だった。
今日はこちらは一日中よく晴れて
寒さもようやく和らぎ、
春先を思わせる天気だった。
実家の辺りはまだ白一色の世界だろう。
Y
mがころ柿の干し場の写真を
アッフ゜したので
こちらは収穫風景。
宇治田原は初めて行ったのだが
起伏のある長閑な田園風景の中に
端整な田舎家が点在し、
もう一度訪ねてみたい地域になった。
mも記しているように、この地方の
干し柿の作り方は独特だ。
こんな小さい柿を、こんな風に
小屋掛けをして干してあるのは
初めて見た。
夕刻、その柿を収穫している
様子を撮ることができた。
これも大変な作業だった。
いい写真を撮ることができた。
案内していただいた皆さんのおかげです。
Y
宇治田原というところの
干し柿づくりは
一風変わっていました。
1枚目が柿を干すための櫓です。
大きさはそれぞれですが
かなり巨大なものもありました。
この櫓に棚があって、
ここに柿をばらばらのまま干します。
こうして風に晒すのだそうです。
柿はとても小さくてころころして
3枚目のように鈴なりの柿
これを一つ一つ収穫します。
それだけで気が遠くなりそうです。
でも、貴重な冬の農家の収入源です。
高級贈答品なのだそうです。
m
関宿の表通りにあった、
いくつかの店先。
人通りも少なく、
中に客の姿も見えなかった。
侘しいけれど、
ここに生活している人の
日々の営みが垣間見えた。
落ち着いた町の姿が見えた。
Y
錆びれて古ぼけた窓辺に
雉の剥製が置き去りにされていました。
この窮屈な空間が
全ての世界だったなどとは
思いたくありませんが・・
遠くを見つめる虚ろな目に
どうにもならないことがあるのだよ・・
と、寂しく思いました。
生きて鳥らしく見えても
こちらも羽ばたくことはできません。
人の賑やかに行きかう様が
どう写っているのでしょうか・・
そんな思いがよぎりました。
m
昨日の日曜日は朝から雪、
強弱を繰り返し、時折
吹雪になったりしながら
終日降り続いた。
まだ12月半ばにもなっていないというのに
あっという間の雪国である。
おかげで、一日中雪かきに追われた。
せっかく雪をどけたのに、
しばらくするともう足首ぐらいまで
積もっている。
また同じところをやらなければならない。
それの繰り返しで一日が終わった。
除雪車もフル稼働で、
帰り道、八幡までに何台の除雪車に
出合ったことか。
こっちに戻ってきても、
雪は降っていた。
夜になっても降り続いて、
朝には20cmほど、
田舎は70~80㎝はあったから、
大したことはないが、こちらも
立派な雪国になっていた。
Y