暮れるころ

日が暮れるのが随分遅くなった。
これは数日前、田舎で６時半ごろ
撮ったもの。
暮れなずむ檀家寺の枝垂桜と
我が家のシデコブシと白木蓮。
しかし、日曜日の雨と風で
どちらも随分散ってしまった。
季節は足早に動いていく・・
　　　　　　　　　　　　　　　Ｙ

性格？！

熊本・大分の大地震で
心の痛む状態が続いています。
せめて明るい他愛のない花の
アップでも・・チュウリップです。

もうそろそろ終わりかけなんでしょう。
でも、「初めまして」と
礼儀正しい挨拶が聞こえます。
散り方に性格は・・勿論ないけれど
大口を縦に開いて・・笑っているよう
にも見えて、沈んだ心を
癒してくれている気かも知れません。
３枚目はぽろんと気持ちの鍵が
開いたようです。春の終わりを
知らせてくれています。

熊本・大分の大地震もどうぞ
早く静まるようにと願わずには
いられません・・

　　　　　　　　　ｍ

万華鏡？ Ｙ？

何の変哲もないチューリップだが、
中を覗いてみると実に豊かな色彩と
造形の世界が広がっている。というわけで
ちょっと遊びの写真を撮ってみた。

熊本の惨状といつまで続くのかというほどの
余震。その只中にいる人たちのことを思うと
こんなのんきなブログなどやっていていいのかと
申し訳なさがつのるが、今の自分に何もできない以上、
今という日常があることのありがたさを尊び、
今を大事にして自覚的に生きていくことが
必要なことだと思う。
それにしても自然の力の前には、人間の無力さを
痛感させられる。平穏な毎日の生活が
いかにもろく、だからこそかけがえのないものだと
いうことを、今回も見せつけられた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｙ

明建神社の桜

少し前に明建神社の桜が
満開でした。久しく
見ていなかったのですが
美しかったです。

嬉しいニュースと悲しいニュース
さまざまですが・・

嬉しいニュースはｔａさんが
とうとうニコンサロンbisで
10月・11月と写真展を開催されること。
詳しくは下のYの「み寺の春」のところのコメント欄にあります。

悲しいニュースは熊本、大分の大地震です。
今夜も不安な夜を迎えていらっしゃるでしょうね。
本当に日本という国は災害列島です。
被災地の皆さま・・お見舞い申し上げます。
どう言葉をかけたらよいのかわかりません。
ごめんなさいね。

　　　　　　　　　　　　m

野の人たち

ひょいと後ろを向くと
村里の真ん中でカーブミラーが
笑っていました。
時々、日常の中で不意をついて現れる
不思議な人たちは、なんだかんだ言っても
愉快です。百日紅のおじさんなんか・・
空に向かって絶叫です。
「春だぁ・春だぁ・・文句あっかぁ・・春だに！」
「えへへへ・えへ・えへ・・春がきたぁ」
今日は春を通り越して夏日の予報が
出ていました。叔母さんの病院付き添いで
田舎に帰ります。咲きだした田舎の辛夷・・
昨夜の冷たい雨で傷んでしまっただろうな・・

　　　　　　　　　　　ｍ

み寺の春

同じく圓光寺の枝垂桜。
この桜を見ると、三好達治の詩の一節
「み寺の甍みどりにうるおひ・・」が
何時も浮かんでくる。
今年は咲くのも早かった。
これだけ見事な桜だが、国道から外れているので
雨の日ということもあってか、境内には
誰もいなかった。枝垂れた枝が花びらをとどめ
雨をしたたらせていた。
　　　　　　　　　　　　　　　　Ｙ

枝垂れ桜

郡上の大間見にある
圓光寺というお寺の枝垂れ桜です。
枝垂れは雨がしょぼしょぼと
降っているほうがいいですね。
風情があるというよりも
雨を含んだ重みでどろりと
垂れ下がってくるからです。
いつも桜には手を焼きます。
美しく撮るのとは違って
撮りたいのですが・・難しいです。


　　　　　　　　　ｍ

花咲く乙女たち 2

ＵＰし忘れていた乙女たち。
ｍがＵＰしたので、続いて登場。
3月の下旬に偶然通りかかって撮ったものだが、
一つの場所にこれだけ立ち並んでいるのは
珍しい。しかも顔立ちは同じだが、
ファッションがみんな違い、それぞれの位置で
存在を主張していた。
これは撮ってあげるしかないと思い、
一体ずつ記念撮影・・・
　　　　　　　　　　　　　　　Ｙ

花咲く乙女たち

年月は残酷です。
どこかで華々しい姿を
見せていた乙女たちが・・
今は春浅い畑に無残な姿を
晒しています。でも　一線を
退いて、本当はのんびりとして
いるのかもしれません。
じっと一点を見つめ・・
「なるようになるわね。」と
囁くと春の光もちょっぴり
暖かさを増してきます。
昨夜から急に小寒くなって
梅が咲いていたころを
思い出して・・・アップです。

　　　　　　　　　　ｍ

山肌

山肌の色や情景が
どんどん変わっていく。
これは少し前に撮った
小雨に煙る風情。
開いた山桜や辛夷のの淡い色が
まだ緑の少ない山肌に点在して
早春の趣だったが、
ここ数日で様々な緑が萌えて
まさに「山笑う」情景となった。
今日は強い風と寒の戻りで
寒さを感じる一日だったが、
植物たちは日ごとにその生命力を
発揮している。
　　　　　　　　　　　Ｙ