カナリア日記

さいたま市南区(武蔵浦和)にある「カナリア音楽教室」のレッスン日記です。

「コンペ課題曲公開レッスン」二本柳奈津子先生

2011年05月22日 | 講座で勉強したこと
つ・ついに、二本柳奈津子先生の「公開レッスン」を
この目で、生で、見れる日がやって参りました

先に、大阪でなさった様子をアチコチから耳にしていて
「あ~私も大阪迄行けば良かった」と非常に悔やまれました
それが、関東でもなさる、という事が判ったので、即申し込みました。
場所は「船橋」でした。

A2級(年中)~D級(中2)迄、計9名

良くご存知のないご父兄の為に、少しだけ説明させて頂きますが
この「公開レッスン」はコンペに出場する生徒さんが
本番(予選)で演奏する曲を2曲弾いて
それを、経験豊富な先生に聴いて頂きアドヴァイスを頂くという物です。


二本柳先生のレッスンは、年中さんであれど決して「妥協」を許さないものでした。

3拍子の取り方(感じ方)
指先の微妙なコントロールの仕方
フレージング(抜き方)
バランス

左の和音を引き締める、和音のつかみ
左手にも表情を・・・(左だけでも暗譜できるように)
第一音の入れ方


殆どの生徒さんが、暗譜して、ほぼ出来上がってる状態での演奏でした。
でも、次から次にチェックが入りました
本当に「妥協を許さない」指摘が続きました
子供達はそれに必死についていってました

二本柳先生が目指していらっしゃるものは、私も良く判ってるつもりです
私が聞いていても「脱力」の出来て無い子がちょっと多いかな?と感じられました。
ですから、二本柳先生も、「気になって仕方なかった」のだと思います
先生の気持ちがこちらにもビシビシ伝わって来ました


二本柳先生はチャキチャキの大阪人です。
講座前に
「大阪特有の突っ込みが通用するかな?」
なんて危惧していらっしゃいましたが
思いっきり決まってました
可なり出てましたよ、大阪弁

つい、メモってしまいました

* 「ふつうや!これだったら!」
* 「これはいかんね」
* 「これ!あせるな、いそぐな」
* 「ちょっとマシ~」
* 「これなんでや~」

(奈津子先生、すんません

他にも沢山あるのですが、もっと聞き慣れない言葉もありました・・・
この言葉だけ読むと、二本柳先生をご存知の無いご父兄は
とんでもなく怖い様相の女性を想像されるかもしれませんが、全く違います
おしゃれで、かわいくて、美しくて
才色兼備の女性です
そんな方から、このような言葉がポンポン飛び出すから、余計迫力があります

一人一人に与えられた時間は非常に限られたものでした。
その時間内に
「なんとかしてあげたい
という先生のお気持ちがヒシ、と伝わって来ました。
先生も必死でした
結果、大幅な時間オーバーになり、「反省・・・」なんておっしゃってましたが
私は「皆さんは凄く喜ばれたと思いますよ」とお伝えしました。


先生がなさったレッスン内容
その一つ一つをしっかり記憶にとどめて置きますが
それ以上に「この心」に残して置きたいのは
二本柳奈津子先生の、その一生懸命なお姿です。
それは
実際にレッスンを受けた生徒・父兄・先生
そして
私のように聴講していた先生達の心に
しっかりと刻まれました



奈津子先生、本当にありがとうございました。

PS,奈津子語録の番外編はいづれお知らせいたします。
卒倒なさいませんように(笑)

今日は一日、ステップアドヴァイザーですね
今日も頑張って下さい



私は、本日は「さいたま中央支部」の総会です。
特別ゲストは「横山幸雄氏」です。楽しみにしてます

昨日、初リサイタルをした矢野雄太さんから
「無事に終わりました。沢山の事を勉強できました」
との連絡を頂きました。
「第一歩」を踏み出した雄太君、先ずは無事終わり良かったですね。
お疲れ様でした~

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