カナリア日記

さいたま市南区(武蔵浦和)にある「カナリア音楽教室」のレッスン日記です。

「矢野雄太」初リサイタル

2011年05月23日 | 「舞台・観劇・コンサート」
日本を代表する若手ピアニスト「矢野雄太さん」が初リサイタルをされました。

長野県で行われた為、生憎私は伺えなかったのですが
その時の様子を、彼を育てた永瀬まゆみ先生からお聞きしました。
是非ご紹介させて頂きたいと思いました。
私の言葉因りも、永瀬先生のお言葉の方がきっと正確に伝わると思いますので
一部抜粋して記載させて頂きます。



*   *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   *



昨日の雄太君の初リサイタルは素晴らしかったです!感動しました!遠いところを聞きに来て本当によかったと思いました。

お客様がまだ駆け出しの学生ピアニストの演奏会にどれだけいらして下さるか内心心配していましたが、会場は開演前から、満席の超満員。最後列の通路に椅子を数十脚、目一杯並べて対応しました。

私の講座にたびたびいらして下さり、レッスンもしたことがある地元先生方がたくさんチケットを売って下さったようで、思いがけず会場でいろいろな人にご挨拶され驚きました。

本当に沢山の方々のお力添えで、こんなに素晴らしいピアニストとしての第一歩を踏み出せて頂けたことを心より雄太君やご家族とともに感謝しています。

当初は地元先生が自主企画で行って下さろうと思っていたようですが、市の文化事業担当者に雄太君のDVDを見てもらったところ、素晴らしいから是非、市の文化事業の一環として行いたいということになったそうです。

本人が自主企画で行うリサイタルがほとんどの中、公共事業として開催して頂けるなんて滅多になく、大変名誉なことだと思います。その点でも雄太君は大変素晴らしいスタートを切らせていただいたとつくづく有り難く、その凄さを実感しています。

演奏は、一部は、音は素晴らしく、引き付ける魅力は抜群でした。いつになく緊張しているようでしたので、休憩時間に楽屋に行き、パワーを入れ声をかけました。

二部は見事な演奏!感動で涙が出ました!本当に成長し、ピアニストとして聞いていただくに相応しいオーラのある彼ならではの演奏でした!ブラボー!

アンコールも平均律第一番プレリュードから始まり、二曲めのジャズ風アレンジのモーツァルトトルコマーチでは拍手がなりやまないくらい大ウケでしたクラシックばかりではなく、こういったジャズっぽい曲も熟せるのが彼の魅力の一つだと実感。拍手がなりやまないため、かなり躊躇していましたが(その姿がおばさんから見るとカワイイ(笑))プロコも久しぶりに披露してくれました!

雄太君も予想外だったようで、アンコールは二曲しか予定していなかったようです。

ホールは大変新しく響きもよく、彼のよさが存分に発揮でき、いらして下さった皆さんに大変喜んでいただけました。私も雄太君の成長した姿が本当に嬉しく、これからも彼の成長を末永く見守っていきたいとまさに勇気とパワーを貰ったリサイタルでした。

とにかく、とても貴重な素晴らしい一日でした!
皆さんから送って下さったお花、大変綺麗で、雄太君のお母様は勿論、親戚の方々からも大変感謝のお言葉を頂き、皆さん、そのお花の前で記念撮影していました。添付写真はそのお花です。有り難うございました!





お二人共本当に素晴らしい笑顔です。
見ていると、私も嬉しくって涙が出て来ます

ご本人からは
「いろんな事が学べてすごく勉強になりました。 ありがとうございます(^o^)」
との言葉を頂戴致しました。

雄太君、素晴らしい第一歩踏み出しましたね
本当に嬉しく思ってます

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「横山幸雄氏、スペシャル・トーク・コンサート」

2011年05月23日 | 「PTNA」関係
昨日は私の所属してる「ピティナ埼玉中央支部」の総会が行われました。
今期より、三支部が合併する、という事で
合併記念として、総会の後に行われたのが
横山幸雄氏に因る「トーク・コンサート」でした。

凄い方をお呼びしたものだと、始め聞いた時はビックリしました

彼は、今まさに「時の人」です。
昨年の(166曲)に続き、今年もショパンピアノ曲全曲を一日で演奏
という快挙を成し遂げられました。
(今年は、212曲でした)

今回もオール「ショパン」。8曲を演奏して下さいました。

私は
「ノクターン 20番 違作」と「バラード1番」
が流れた時、感極まりました

なぜ、この2曲か・・・?
「映画大好きな玲子先生だから・・・」
ピンと来たかたもいらっしゃるでしょう
そうです
「戦場のピアノニスト」です。
名作です。
この作品で、さらに有名になった曲です。

特に「ノクターン 遺作」が大好きです。
この曲を、横山幸雄氏の演奏で、こんなに近くで聴けるなんて・・・
もう、夢のようでした。
ピティナの会員になってう良かった、中央支部の所属で良かった、
と、心から思いました。





ここの会場は、定員300名、大変古い建物です。
主に、発表会やコンクール等で使用されてまして、幾度も足を運んでおりますが
大概、客席には空席が目立ってます。

・・・が、今回は、勿論、ほぼ満席。
この会場で、こんなに大きな「拍手」の音を聞くのは初めてでした。
全く、いつもの、あの古い会館から
素晴らしいコンサート・ホールに変身していました

観客は、5分の1ぐらいがピアノ教師
後は殆どご父兄と生徒さんでした。
低学年の子達の姿が特に沢山見られました。

低学年で、聞いちゃったんですよ、横山幸雄さんを・・・
これは、凄い事だと思いました。

子供が多かった割には会場内は非常に静かでした
みんな、横山さんの余りにも素晴らしい演奏に
圧倒されてる、という感じでした。

実際、聞きに来てくれた30代の生徒さんは
このようなピアノのコンサートは初めてだったそうで
「ただただ圧倒されてしまいました!!
でも、ピアノって、音楽って、本当に素敵ですね
とのメールをくれました。


彼女だけでは勿論ありません。
そこにいた、そこで聞いていた全員がそのように感じたと思いました。


総会の中で、福田専務理事や和幸楽器の社長がおっしゃっていた事
「音楽を通して地域社会に貢献する事」

それが、即実行されたと思いました。

子供たちにとって、この演奏会を聴けた事が
きっと、とてつもなく大きな宝物として、その心の中に生き続けると思います。


ピティナの福田専務理事の気高い「志」
そして、音楽業界全般が不況の中で
全社を挙げてご尽力下さってる和幸楽器さんに心から感謝しております。

そして、そのお気持ちに報えるのは
それを実行するのは、私達先生です。

生徒さん達、そしてご父兄の皆さまの為
又、ピティナや楽器店さんの為に「何が」できるかを考えながら
みんなで、今まで以上に強力し合い、頑張って行きたいと思っています。


物凄いドシャフリの中いらして下さった、ご父兄の皆さまと生徒さん達
本当にありがとうございました。
でも、行って良かった、と心から思ってらっしゃると思います。

そして、さいたまのあのような古びたホールに来て下さいました
横山幸雄さんにも心から感謝しております。
素晴らしい演奏、本当にありがとうございました。


このようなコンサートを是非、定例にしたいです。
ね、和幸楽器・大宮店の伊藤店長様

皆さま、お疲れ様でした~
今週はステップです。このノリでがんばりましょう~


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皆良かったね~



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