珠洲市・奥能登方面の見どころ その2(No.50)
◇見附島(軍艦島)
弘法大師が布教のために、佐渡から能登へと渡る際に
発見したといわれている。最初に「目についた島」とい
うのが名前の由来。能登のシンボルとしても慕われてい
る。先端部分が突き出たその姿から軍艦島とも呼ばれて
いる。
◇恋路海岸
波が穏やかな恋路海岸は悲恋の伝説が伝えられる海岸。
その昔、深い恋仲となった2人(鍋乃・助三郎)。鍋乃に
思いを寄せる恋仇の男の罠のため、助三郎は海の深みに
はまって命を落とした。鍋乃も助三郎の後を追って海に
身を投げ死んでしまうという悲しい恋の伝説が、いつし
かこの地「恋路」と呼ぶようになった。
◇九十九湾
九十九湾は、大小の入り江からなるリアス式海岸で日本
百景の一つに数えられている。東西1km、南北1.5kmの小
さな湾ですが、海岸線は13kmに及び、屈折が多く、入り江
が九十九を数えるとして九十九湾の名があります。
■写真は見附島(軍艦島)