金沢の観光スポット体験レポート その18(No.101)
兼六園探訪レポート(No.7)堪能コース
18)時雨亭(しぐれてい)
5代藩主・綱紀が兼六園を作庭した頃からあった兼六園
内の別荘で、主に茶の湯に利用されていました。廃藩
の後(明治初期)、惜しくも取り壊されてしまいまし
たが、平成12年(2000)、新しい庭園の完成とともに
復元。亭内の見学は自由で、座敷に腰を下ろして庭園
を眺めながら休憩することができます。また、和菓子
とともに煎茶や抹茶の呈茶(有料)もしています。
19)栄螺山(さざえやま)
霞ヶ池を掘り広げた時の土で出来た小さな山です。頂
への登り道が螺旋状に造られ、その形がサザエに似て
いるため栄螺山と名付けられました。山頂に、カラカ
サ型の避雨亭(ひうてい)があるので別名「からかさ
山」とも呼ばれています。山頂付近にはかなり大きな
三層の石塔(たぶん戸室石)があります。霞ヶ池の眺
めが良いです。
20)夕顔亭
安永3年(1774年)に建てられた園内最古の建物。蓮
池庭(瓢池周辺)にあった四亭の一つで、当時のまま
の姿を今に伝える茶亭です。その名は、茶室の次の間
の壁に夕顔(瓢箪)の透彫りがあることから名付けら
れました。本席は質素で小間ながら、本格的な茶の湯
が催せるようになっています。
兼六園ホームページ
http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kenrokuen/course.html