小松市那谷寺体験レポート その2(No.213)
観音浄土浮陀落山もこのような風景かと疑わせる奇岩霊石
がそそりたち、その足をあらう蓮池の自然絶妙、その昔海
底噴火の跡と伝えられます。
■写真は奇岩遊仙境
■写真は本殿下の不動明王の湧き水
観世音菩薩の慈眼視衆生の大慈悲心の御誓願により大悲閣
という。本殿岩窟前の一大岩壁に寄りて建てられ四棟舞台
造り、四方欄間浮彫りで、鹿、鳳凰、鶴、松、竹、梅、橘、
紅葉等花鳥を配す。唐門は本殿前の岩窟入口に建てられて
いる。本殿は岩窟内に構築され、中に厨子あり、ともに支
那及び南洋材をもってつくられています。内に那谷寺御本
尊千手観世音菩薩を安置してある。
■写真は本殿
小塔ですが、三層共扇垂木を用い四方の扉をはじめ壁面唐
獅子の20の行態や菊花の彫刻は美麗です。内に鎌倉時代、
那谷寺金堂にお祠りしてあった大日如来を安置してある。
■写真は三重塔(国指定重要文化財)
楓月橋は寛永時代、前田利常公が計画、現代になってよう
やく実現したもので、展望台から奇岩遊仙境の眺望は境内
で最も美しい。
■写真は楓月橋
那谷寺ホームページ
http://www.natadera.com/