植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

金沢の桜(その12完)兼六園Ⅵ 兼六園菊桜 (No.289)

2013-05-07 04:43:43 | 日記


金沢の桜(その12完)兼六園Ⅵ 兼六園菊桜 (No.289)

金沢の桜の大トリはやはり兼六園菊桜である。

先代の「兼六園菊桜」は、国の天然記念物であったが、昭
和45年(1970)に枯死しました。現在、兼六園に植えら
れている2本は、佐野籐右衛門さんらのご努力によって、
先代の枝から「接ぎ木」によって増殖されたものです。今
は、国の天然記念物ではありません。

■写真は満開の兼六園菊桜(5.3撮影)



菊桜は八重桜の類で、花弁がおおむね70枚以上になるもの
を「菊桜」と呼ぶようです。石川県には、菊桜が特に多く
て、「気多白菊桜」「阿岸小菊桜」「火打谷菊桜」「名島
桜」「善正寺菊桜」「来迎寺菊桜」等の菊桜が知られてい
る。他の菊桜の多くは花弁数が200枚程度であるのに比べ
て「兼六園菊桜」では250枚くらいあり、また、年ととも
に多くなる傾向をもつということで、 先代では300枚くら
いになっていたという。

■写真は兼六園菊桜つぼみ(4.18撮影)





つぼみ時は濃紅色。咲きだすと外側の花弁が淡紅色で中心
部は濃紅色。満開時にはうすいピンク。散りぎはには白。
花が終わったときに、花弁が散るのではなく、花柄(かへ
い)ごとポロリと落ちることも特長とされている。

■写真は兼六園菊桜(4.28撮影)









菊桜は全国に30種ありそのうち20種が北陸3県にある
とのこと。

■写真は満開の兼六園菊桜(5.3撮影)





■写真は花柄ごと落ちる兼六園菊桜(5.6撮影)

番外編





■写真は尾山神社菊桜(5.3撮影)