金沢の観光スポット体験レポート その359(No.571)
◇金沢城公園 玉泉院丸庭園完成①
3月7日(土)新幹線開業に合わせてかねてから整備して
いた玉泉院丸庭園が完成した。
■写真は全景
玉泉院丸庭園は、加賀藩三代藩主「前田利常」による寛永
11年(1634)の作庭を始まりとし、その後五代「綱紀」や
十三代「斉泰」などの歴代の藩主により手を加えられなが
ら、廃藩時まで金沢城内玉泉院丸に存在していた庭園です。
饗応の場として活用された「兼六園」に比べ、藩主の内庭
としての性格が強い庭園だったと考えられています。庭園
は、城内に引かれた辰巳用水を水源とする池泉回遊式の大
名庭園で、池底からの周囲の石垣最上段までの高低差が2
2メートルもある立体的な造形でした。滝と一体となった
色紙短冊積石垣などの、意匠性の高い石垣群を庭の構成要
素とする、他に類を見ない独創的な庭園であったと考えら
れています。(金沢城公園ホームページより)
■写真は玉泉院丸庭園地図
■写真は小舟と玉泉院休憩所
■写真は玉泉庵休憩所
■写真は休憩所屋根梁
■写真は唐傘
■写真は色紙短冊石垣
(つづく)