金沢の観光スポット体験レポート その360(No.572)
◇金沢城公園 玉泉院丸庭園完成②
玉泉院丸庭園は加賀藩主の私的な内庭で、二代藩主利長の
正室・玉泉院が晩年を過ごした場所にある。
玉泉院丸庭園と橋爪門の完成により、金沢城公園の第二期
整備計画が完了する。2015年度からおおむね十年間の第三
期整備計画では、観光客の増加に対応する休憩施設の再整
備に加え、玉泉院丸庭園の北西にある「鼠多(ねずみた)
門」と「鼠多門橋」の復元を盛り込む。
■写真は色紙短冊石垣方面を見る
○玉泉院丸
古くは「西の丸」と呼ばれ、前田家の重臣屋敷があったと
伝えられていまる。隠居して高岡に移った二代藩主前田利
長が没した後、金沢に戻った正室の玉泉院(永姫)が屋敷
を構えていたことから、玉泉院丸と称されるようになった。
○永姫(玉泉院)
織田信長の娘で二代藩主前田利長の正室。
天正2年(1574)生~元和9年(1623)没
■写真は玉泉庵茶室入口
■写真は玉泉庵茶室受付(雛飾り)
■写真は茶室
■写真はお菓子(春の宴)
■写真は梅鉢紋の茶碗(和菓子セットの抹茶700円)
■写真は三十間長屋方面を見る
■写真は玉泉院丸庭園古図(パンフより)
(完 2015.3.8撮影)