かほく市観光スポットレポート (No.979)
◇西田幾多郎を巡る道 石川県かほく市
3月19日(日)石川県ウオーキング協会はかほくウオーキングクラブ「にゃんたろう」と共催で「哲学者 西田幾多郎にふれる道」をかほく市役所を会場に開催した。
西田幾多郎出生の地、西田幾多郎の墓地(西田一継の標記)を巡り、西田幾多郎哲学記念館で休憩。うみっこらんど七塚(海と渚の記念館)白尾海岸白尾灯台を経由して宇ノ気駅にゴールした。
■写真はかほく市役所の開会式
西田幾多郎は、かほく市森に生まれ、生家は西田が3歳の時に火事で焼失した。現在は説明看板がある。
■写真は西田幾多郎出生地
西田幾多郎のお墓は、この他に京都妙心寺、鎌倉東慶寺の3箇所に存在し、分骨されて眠っている。
■写真は西田家墓地
□西田幾多郎(にしだ きたろう 1870~1945)
かほく市(旧河北郡宇ノ気村)生まれ西田幾多郎の哲学は東洋思想と西洋哲学を融合させようとしたもので「西田哲学」と呼ばれています。
西田自身の私生活は家族の死や病気が重なり苦難に満ちたものでした。「哲学の動機は人生の悲哀でなければならない」と言っていますが、自分自身の体験が「西田哲学」の基本となっています。
■写真は西田幾多郎(イインターネットより)
□西田幾多郎記念哲学館
西田幾多郎記念哲学館は2002年(平成14)6月8日、世界的な建築家・安藤忠雄氏の設計によって、「石川県西田幾多郎記念哲学館」はオープンした。
当館は、日本海に沿って広がる内灘砂丘に位置し、丘陵地の斜面を利用した広く長い階段庭園と丘陵上に立つガラス張りの外観が特徴的です。また、展望ラウンジからは日本海の落日、白山連邦のパノラマを一望することができます。
館内では西田博士に関する展示品、古今東西の哲学に触れることが出来るだけではなく、空の庭、喫茶室などの思索の空間、哲学ホール、図書館などの研修の空間があり、随所に西田哲学と安藤建築の心にふれることができます。
*西田幾多郎記念哲学館ホームページより
○西田幾多郎記念哲学館ホームページ
■写真は西田幾多郎記念哲学館
■写真は海と渚の博物館(うみっこらんど七塚)
■写真は白尾海岸から白尾灯台
□コース(10キロ)
かほく市役所 ~ 西田幾多郎博士出生地 ~ 西田幾多郎墓所 ~ 西田幾多郎記念哲学館~ 海と渚の博物館、うみっこらんど七塚 ~ 白尾海岸白尾灯台 ~ JR宇ノ気駅(解散)
*歴史の道のコースマップに10キロにするため約2キロを追加したコース
■写真は歴史の道のコースマップ
(完)