いしかわの観光スポットレポート(No.1993)
◇2021兼六園の桜 -4(品種別、満開順)八重山桜、小彼岸、海石塔しだれ桜、旭桜
〇兼六園の桜
兼六園の桜は名木が多いことで知られており、園内の分布では山桜系約40本、里桜系約250本(内ソメイヨシノ約200本)ヒガンザクラ約80本、その他約50本で、合計約420本となっている。兼六園には特別名木が19本あり、内桜は5本。園内に溶け込んだサクラをお楽しみください。
*満開時期は2019年実績です。
11)ヤエヤマザクラ(八重山桜)満開:4月上旬
ヤマザクラの八重咲き、中輪。各部の特徴から純粋なヤマザクラではなく、突然変異などが考えられる。
12)コヒガン(小彼岸)満開:4月上旬
エドヒガンとマメザクラとの栽培品種。一重。萼は細長く根本は少し膨らむ。毛が多く、枝は細く多い。花はソメイヨシノより赤みが強い。
13)カイセイトウシダレザクラ(海石塔しだれ桜) 満開:4月上旬
3代目。シダレザクラは、エドヒガンの変種。ソメイヨシノよりも赤みが強めで華やかな紅。
14)アサヒザクラ(旭桜 別名 大桜)満開:4月上旬
2代目。山桜の一種で、薄茶色の葉と一緒に咲く。花は一重で大きめである。13代斉泰の時、長町にある重臣村井家の庭から運ばれたものといわれている。
(つづく)
ユーチューブ「2021兼六園の桜①」
ユーチューブ「2021兼六園の桜 ②」