いしかわの観光スポットレポート(No.1996)
◇2021兼六園の桜 -7(品種別、満開順)鬱金、普賢象、関山、塩竈桜
〇兼六園の桜
兼六園の桜は名木が多いことで知られており、園内の分布では山桜系約40本、里桜系約250本(内ソメイヨシノ約200本)ヒガンザクラ約80本、その他約50本で、合計約420本となっている。兼六園には特別名木が19本あり、内桜は5本。園内に溶け込んだサクラをお楽しみください。
*満開時期は2019年実績です。
22)ウコン(鬱金)満開:4月下旬
オオシマザクラ系の栽培品種。八重、大輪、散形花序。花は淡黄緑色で、散る頃には淡紅色になる。ショウガ科のウコンの根を使って染めた鬱金色に似る。
23)フゲンゾウ(普賢象)満開:4月下旬
オオシマザクラ系栽培品種。八重、大輪。散形花序。名前の由来は、葉化した雌しべの形が象の牙に似ていることによる。
24)カンザン(関山)満開:4月下旬
オオシマザクラ系の栽培品種。八重、大輪、散形花序。花弁数は30枚程度で、塩漬けにして桜湯に使われる。
25)シオガマザクラ(塩竈桜)満開:4月下旬
5代目。桜の名所、塩竃神社に伝わる八重桜。サクラの花柄が短いので、花が詰まるように咲き、さらに花弁に切れがあるので、満開の頃はブーケを枝に配したようにみえる。
(つづく)
ユーチューブ「2021兼六園の桜①」
ユーチューブ「2021兼六園の桜 ②」