金沢の観光スポット体験レポート その13(No.96)
兼六園探訪レポート(No.2)堪能コース
3)唐崎松(からさきまつ)
兼六園のなかで最も枝ぶりの見事な樹木です。13代
藩主・前田斉泰(なりやす)が近江八景の一つであ
る琵琶湖畔の唐崎松から種子を取り寄せて育てた黒
松です。雪の重みによる枝折れを防ぐために施され
る雪吊りは、冬の訪れを告げる風物詩としても有名。
円錐型のシルエットが美しく、趣深い風情を紡ぎ出
しています。
■写真は雪吊りの唐崎松
4)霞ヶ池
兼六園のほぼ中心部に位置する、園内で最も大きな
池。周辺には徽軫灯籠、虹橋、唐崎松、蓬莱島、栄
螺山、内橋亭などの名勝や銘石、植木が配され、廻
遊しながら四季折々の庭景を楽しめるよう配慮され
ています。池の中程に浮かぶ蓬莱島は、不老長寿を
表しており、形が亀に似ていることから亀甲島とも
呼ばれています。13代藩主・前田斉泰(なりやす)が
この池を以前の三倍に拡張し、現在の形があります。
■写真は内橋亭方面からの霞ヶ池
5)雁行橋(がんこうばし)
霞ヶ池から流れる水路(兼六園の東端)に架かる橋
です。11個の戸室石で構成され石の配置が雁が空を
飛ぶ逆V字隊形のように見えることからこの名前が
付いています。石の形から「亀甲橋」とも呼ばれて
います。
兼六園ホームページ
http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kenrokuen/course.html