金沢の観光スポット体験レポート その12(No.92)
金沢城の石垣巡り。(No.9)城外周ルート(完)
14)大手掘の石垣
堀際にある粗割り石を積み上げた石垣は、金沢
城初期の石垣です。このころ、尾坂から河北坂を
経由して本丸に居至る大手筋の要所が固められて
ました。
上段の石垣は小阪門台の石垣で、大きな石を組
み込む手法に特徴があります。寛政11年(1799)
の地震で崩れ、翌年改修された。
・創建:慶長(1596~1615)頃
・現状:上段は寛政改(1789~1800)修時
下段は創建時か
15)大手門の石垣
天正期(1573~92)、高山南坊(右近)の指導
により、西丁口にあった大手を尾坂口に移したと
伝えられる。大きな櫓台が残っているが櫓や櫓門
が記載されたものは少なく、門扉として木戸が設
けられていた。
参考資料:
ほっといしかわ「金沢城の石垣巡り」より